新年明けて早々毎度すぐやってくるのは
我が夫の誕生日である。


1/6、優丞は生誕27周年を迎えるらしい。







今年はというと、Gotoトラベルを使って
優丞が「死ぬまでにもう一度行きたい」と
何度言っていたかわからないほどの
お気に入りの宿を予約していた。


…はずだったのに!!!!!






度重なる陽性者続出のニュースを見て、
健康を第一優先として

予約開始とともにとったその予約をキャンセルした。


宿には申し訳ない気持ちでいっぱいだけど
超大手の老舗旅館、
きっと大丈夫だろうという気持ちと
またいつか必ずくるからという誓いをして
今回はごめんなさいをすることになった。





優丞には内緒にしていたから
キャンセルしたところで彼は知る由もないし
困るのはわたしだけ。


今年はその宿の中である程度良い部屋と、
プライベート温泉、個室での懐石料理、
シャンパンとケーキが出てくるはずだった。


まさにお金で買った誕生日プランで
わたしが用意するのはお金と健康と足のみ。

あとは全て宿にお任せして
ザ☆大人なお誕生日にするはずだった。






それが残ったのは少し前から用意した
たまたま買えて用意したプレゼントのみ。


良い宿、良いご飯、良いお風呂はおろか
シャンパンとケーキも消えた。






さて、わたしはどうするか。


これが2020年最後の最大の悩みになった。






もう27歳だし、もう幾度もお祝いしたし
コロナだし。


だんだんやらなくても良いような気さえした。
プレゼント渡したら花丸な気もした。






だけど、やっぱりただ渡すだけでは
物足りない気もちゃんとした。





外にも行けない(そもそも平日だった)、
外食も躊躇われる、

もうそもそもそんなに選択肢もない。
考えられることよりも今年ばかりは
出来ることの方がずっと少ない。







だから、「プレゼントを渡す」ことを
派手にしようと閃いた!


当初の予定に比べたら
天と地の差だけど
もうこの際許してもらうしかない。


「プレゼントを渡す」演出を
新しく用意しようと。






わたしの得意なことのひとつに

「優丞の好みを完全に把握している」

があげられる。





一緒に暮らすようになって、
一緒に出かけることも頻繁になって
優丞のクローゼットを許可なく覗けるようになって

わたしは「優丞把握レベル」がMAXになった。




この人の欲しいものならなんでもわかる。
好きな色、好みの風合い、食べたいもの、、、

わからないことのほうがない。





もちろんたまに、「えっ?そっち?」って
思うチョイスもあるけれど。

98%くらいは当てられる。





もう今回はその特技を発揮するほかないと思った。

むしろ、今年の誕生日のために
この力は養われてきたんだと思う。






でもね、また今年ならではの問題が勃発。





「プレゼントを渡す」演出のメインに

「たくさん」プレゼントを用意するという
ことを設定したわたし。



だけど、、、


24時間家にいる我が夫……!!!!


人生で初めて在宅勤務を恨んだ。





買い出しに行くこともバレる。
買ってきてもバレる。

そもそも隠すところもそんなにない。

隠したところで家に四六時中いるから
いつ開けられるかもわからない。




プレゼントをたくさん用意しよう!という
計画も、行動の前に散りかけた。


が!




閃いたのは

わたし名義で宅配便として届けば良いんだということ……!!!



そうか、ネットでポチろう。




だけど頼みすぎると「頼み過ぎじゃない?」
なんて突っ込まれても困るから


この1ヶ月近く、間隔をあけて
ちょっとずつプレゼントをポチってきた。


時々買い物に行って、
他のものと混ぜて買って帰ってきて
わたしのクローゼットにぶちこんでおいたり。



宅配便が届けば必ず玄関に出てくれるのは
優丞だけど、でかでかと書かれた

「奏様宛」を見て


「荷物届いたよ〜」と
すんなり渡してくれた。ふぅ。







そうして大幅に予定は変更になったけれど
それなりに着々と用意は進めてきた。




で、朝起きた時に少しお誕生日気分を
味わえるようにと思って

今日このバースデーボーイが眠った後に
部屋中を彩るつもりでいた。


というか、これを書いてる1:59現在。
まだそう思ってる。





なのに!!!!


いつも23:00にはウトウトするやつが
今もまだピンピン起きている………!!!!


これは、気づいたからなのか?
わざとか??????



一向に寝る気配がない…

ピンピンしてベラベラ喋りたおして
それはそれは幸せそう。



いいから早く寝てくれ……

と、わたしの心の叫びも気付くことなく
とびきりのくっきり二重をぱちくりして
まだまだ起きるつもりなのか腕まくりまでした。






願うことってだいたい叶わないけど
こういうときもほんとそう。

寝てくれと思えば寝てくれない。




授業中、当ててくれるなと思うと当たるし
逆に当たれと思った宝くじは当たらない。


人生ってだいたいそう。
思うことの逆をちゃんといく。知ってる。





本当はわたしも今このまま寝落ちてしまって
アラームでもかけてしまえばいいんだけど

不自然な時間にかけるアラームでは
きっとバースデーボーイも起きてしまうし

なんせ一度寝たら
わたしのやる気がなくなりそう。
二度寝が気持ち良いこともよく知っている。





だからせいぜい、精一杯の願いを込めて

「そろそろ寝たほうが良いんじゃない?」

「もう眠いんじゃない?」


を不自然なくらい隣でつぶやきつづけてる。






わたしが寝ろと願えば寝ないんだろうけど
寝るなと願ったらその通り寝ないんだろうな。


やっぱり誕生日ともなると
身体の中の細胞も騒いじゃうのかな。

眠気、どこいっちゃったんだろな。
いつもすぐ出てくるくせに、こういう時だけ。






でも全てを知ってるのはわたしだけ。

バースデーボーイは何も知らないし
何も悪くない。

誕生日は1秒足りとも無駄にしないぞという確固たる意思すら感じてきた。






多分もう、これはわざと起きてる気がする。


もう知らないよ、起きてても良いけれど
起きてたら起きてた分質素になるよ、飾り付け。







もし明日ちゃんと朝にバースデーボーイを
バースデー会場で迎えられたら

また更新しますねほっこり





とりあえず今のわたし、願うのはひとつ。


「早く寝ろ。」です。