小4になった頃、田畑ばかりだった家の周りはあっという間に住宅街になった。
子供が少なかった近所にも同級生がたくさん増えた。

今思えば、どういう訳か、引っ越してきた子達は皆と言っていいくらい、性格が悪い子ばかりだった。
人を陥れるような嘘ばかりつく子、周りみんなを金でつって1人をハブるようなことばかりする子etc...

みーちゃんも中学生になり、近所のそんな子達やクラスの子達とつるむうちにどんどん昔の面影がなくなってしまった。

私とたぁ君の2人しかいなかった同級生も5人も増えた。
私達7人は毎日のように遊んでいた。飽きもせず、同じメンバーで、野球をしたり、鬼ごっこやケイドロをしたり。
幼なじみってこんな友達の事を言うのかな。
当時はそんな関係だった。

中でも仲の良かったえっちゃん。
彼女はホントにずる賢い子だった。
みんな色々買い与えて貰っていた。
誰もえっちゃんに逆らうことなんて当時は出来なかった。
そんな私も買い与えられていた1人だった。

感覚が麻痺したのは間違いなくえっちゃんの影響だった。

【世の中金が全て】

わずか10歳で学ぶ事では決してない。
感覚が麻痺した私は、えっちゃんの言いなりだった。
でもそれを友情だと確かにその時は信じていた…