鬱病は現在皆様のよく知る精神疾患である事と思います。
しかし、一括りに鬱病と言っても人それぞれ症状が異なります。
鬱病の合併病は多く自律神経失調症や、統合失調症、過食症、拒食症、不眠症、過換気症候群…eta
また自律神経失調症、統合失調症は鬱とは別の病気枠として扱われる事もあります。

鬱病も躁鬱という呼び名の症状があります。
躁鬱とは、ハイテンションな時期が続いたかと思えば鬱期になり寝込んでしまう症状です。(個人個人で周期が異なります)

鬱期で寝込んでしまった時、周りの方は心配される事でしょう。
優しさから「早く元気になってね」「今度〇〇に行こう」と声をかけてくださる方も多いかと思います。
しかし、鬱期の人にこの様な言葉は禁物です。(症状によりけりですが)
この時期は本人が一番焦りを感じています。
「早く元気になって働かないと」「周りの人みたいに普通に生活しないと」「いつまでこの症状が続くんだろう」この様な思考がずっと頭を駆け巡っています。
私が実際そうでした。

私が寝込んだ時、祖母は心配からでしょう。
「早く元気になって、働かないと遊びに行けないね!」と声を掛けてくれました。
しかし、上記の思考に埋もれてしまっていた私にはトドメの一言となりました。
「そんなのわかってるよ!!!」と私はヒステリーを起こし、大量にアルコールを摂取した上でOD(オーバードーズ、医師の指示以上に薬を大量に飲んでしまうこと)、更に自傷行為に走りました。
2時間ほど狂ったように暴れ周り、父親に取り押さえられる状態となったのです。(体感時間では15分程度でした)
刃物を取り上げられれば自分自身に噛み付き、それを抑えられれば髪を引きちぎり、最終的には両手両足を抑えられ、それでも暴れました。
今思えば父が体格のいいほうでよかったです。

鬱期の人が身近にもしいらっしゃいましたら是非一言「マイペースで大丈夫だよ、いつでも待ってるからね」と安心させてあげてください。
返事はなくともとても心が救われます。
寝込んだ時待っていてくれる人がいることは精神的安定に繋がります。
実際、私の職場の方からは同じ様な内容のメールを頂きました。
職場が鬱病に対して理解ある所であったこと、理解のある方がいた事に感謝です。

少し調子が上向いて来たと感じたら短時間でいいので外に出るよう誘ってみてください。(1人で出かけさせるのはオススメしません)
近くのスーパーでもどこでもいいのです。
世界との繋がりは絶たれていないのだと自覚することが大事な事です。
また、外の空気に触れることで気分転換になり調子も少しずつ上向きになって来ます。

私の場合は一ヶ月の間はベッドにいる事が大半で、食事(1日1回)、トイレ、タバコを吸う時だけベッドを出ました。(もちろん通院はしていました)
2ヶ月目に入った頃から段々調子が上向きになり、父親が少しずつカラオケに連れていってくれたり、近くのショッピングモールのカフェへ行ったりと外に出る回数を増やしてくれました。

鬱期は段階を踏むことで最悪の状態に至ることなく、多少周りとのペースとは違えど極普通の生活を取り戻すことができます。
その為には周囲の方の理解、協力がとても重要です。
鬱病が身近に感じられるようになってきた昨今、鬱病は怠け病ではなく、心身症である事を是非ご理解頂きたいです。

また、これを読まれている方の中に自分ももしかしたらと思った方がいらっしゃいましたら迷わず、恥ずかしがらずに病院で診察をされて下さい。
精神科はハードルが高いと思われる方は心療内科からスタートしても良いと思います。
近くの病院を調べ、その病院が精神疾患を持つ患者に対してどの様な方針で接しているのかもよく調べましょう。
中には不必要な薬を大量に出す病院も悲しいことか存在します。(私も初めて行った病院がそうでした)

病院に通いだし、その病院が自分には合わないと感じたら無理をせず病院を変えましょう。
病院を変える時はお薬手帳をお忘れなく。
病院の先生は今まで処方されていたお薬と、患者さんの訴える症状からこの先の治療方針を決めてくれます。
信頼できるドクターと出会うことが鬱病改善の為には絶対に欠かせません。
口コミで評判だから、知り合いが、家族が通ってるから…とあなたに合わない病院に通う必要はありません。

長々となってしまいましたが、私も現在闘病中で調子にはムラがあります。
なるべく無理のない範囲で日常を過ごしています。
目指せ!通常の生活!!

最後まで閲覧下さった方、誠にありがとうございました。
この記事が少しでも誰かのお役に立てましたら幸いです。