借金トレーダー奮闘記 -2ページ目

借金トレーダー奮闘記

日々のFXトレードだけではなく、借金やFXの種銭作りの情報を提供します。

数ある海外FX会社のうち、日本の中で最も有名で使用しているFXトレーダーが多いのはXMではないでしょうか?おそらく中堅のトレーダーであれば、ほぼ全員がXMで1回はトレードをしたことがあると言ってもいいでしょう。多くの人いろんなサイトでも紹介されていますので、XMについての紹介は詳しく行いませんが、ここではスキャルピングとXMとの相性について紹介していきます。

 

スキャルピングとは?

そもそもスキャルピングとは皮を剥ぐという英語の意味があります。身ではなく皮を剥ぐという表面だけをサッとかすめ取るというイメージです。つまり、短期時間でパパっと少しの利益を取っていくというトレードのスタイルです。このトレードスタイルは、ポジションを長期間保有することがありませんので、経済指標やテロや地震などの天災による急なレート変動に巻き込まれにくいというメリットがあります。ポジションを持ったまま、含み損や含み益のストレスにさらされることもなく、精神的にも悪くないトレードスタイルとして、初心者からプロのトレーダーまで利用されているトレードスタイルです。さらには、獲得金額=獲得pips×取引量なので、獲得するpips数が10pips以下と少なく、取引量を増やして獲得金額を増やすということが特徴です。ただし、一瞬の判断がモノをいうトレードなので、難易度はかなり高いと言われていますが、平日の昼間は職場で働いているサラリーマンや家事に追われている主婦のかたには人気があるのも事実です。

 

スキャルピングで大切なこと

ここでは、もっとスキャルピングのことを掘り下げていこうと思います。スキャルピングで大切なことは大きく3つ、約定力・取引量・スプレッドがあげられます。手法的なことではなく、FX会社に関することに言及しています。まずは約定力についてですが、スキャルピングでは1分足などの短期足のチャートを使って、虎視眈々とエントリーのタイミングを図っています。そして、ここだ!!!!というタイミングでマウスをクリックしてポジションを取るのですが、約定力が弱いFX会社の場合、思っていたレートよりも不利なところで約定することもあります。数pipsを狙ってエントリーしたのに、ポジションを取った瞬間に約定レートが数pips不利な方向に動いていた。。。なんてこともあり得ます。また、100万通貨など取引量が多いと、FX会社のサーバーに負荷がかかり、エントリーが弾かれたり上手く約定しないことがあります。

次は取引量、すなわちレバレッジのことです。スキャルピングでは、数pipsをゲットする手法ですが、獲得金額を大きくしたいのならば、取引量を増やしたいですよね。そのためには、レバレッジが低い証券会社の場合だと証拠金を多く入れる必要があります。もしレバレッジが数百倍もあれば、数万円以下の少額で10万通貨以上の取引ができ、スキャルピングのトレードで何回も回転させることで、大きな資金を稼ぐことが可能になります。

最後の大切なことは通貨ペアのスプレッドです。スプレッドとはわかりやすく簡単に言うとFX証券会社に払う手数料になりますが、ポジションを持った時の買いと売りのレートの差です。ポジションを持った瞬間にこのスプレッド分がマイナスになります。数pipsを狙うトレードなのに、スプレッド分だけで5pips以上もあったら、なにしてるかわかりませんよね?さらには、数pipsの取引を何度も回転させることで、利益を積み上げていくトレードスタイルなので、このスプレッドが毎回積み重なっていくことになります。当然手数料は低いほうがいいですから、スプレッドは狭いほうがスキャルピングには圧倒的に有利です。

 

XMではどうなのか?

ここからが本題ですが、上記の3つの大切なことについてXMとの相性を述べていきたいと思います。

1つ目は約定力です。これはまったく正直問題ありません。XMは言わずと知れた日本における海外FXのメイン証券会社です。100万通貨でトレードを行ったところで、約定が滑ることもありません。XMは随時サーバーも増強していますし、ここはクリアできてると思われます。

続いて2番目のレバレッジについてです。国内のFX会社は最大で25倍。それに対して、XMでは888倍です。1万円あれば、通貨ペアにもよりますが5万通貨の取引が可能です。ササっとトレードをするスキャルピングにとって、少額でもロットを大きく張れるのは好印象です。また、大きな取引量でも約定力は最初に述べたように問題ありませんので、安心してトレードできますよね。

最後に通貨ペアのスプレッドですが、これは残念ながら正直あまりいいとはいえません。XMの通常口座では、ドル円で2,3pips程度のスプレッドが発生しています。通貨ペアによっては5pipsとかもあります。エントリーした瞬間からその2,3pipsがマイナスなのです。取引回数を重ねるほど、このスプレッドがボディブローのように効いてくるのです。。。

 

XMでスキャルピングをやるなら

①ZERO口座を活用する

結局のところ、XMでスキャルピングってどうなの?ってことになりますが、個人的にはあまりおススメできません。やはりスプレッドが大きいというデメリットが大きすぎます。

しかしながら、それを解消する方法がひとつだけあるのです。それはZERO口座という特殊な口座を作るのです。ZERO口座の特徴はというと、ポジションを取るごとに手数料が発生します。そもそもスプレッドに手数料が含まれているのでは?と思われていますが、ZERO口座は手数料が別で計算されます。そのため、スプレッドが国内のFX会社と同様に0.数pipsなのです。手数料を含めてもドル円で1pips程度です。であれば、XMでもスキャルピングでやっていけるかもしれません。XMで口座を開設する際に、このZERO口座は開設することが可能です。しかし、ZERO口座のデメリットとして、XMの大きな特徴である入金ボーナスやロイヤリティポイントがつかないことがあげられます。

②ロイヤリティポイント獲得できると割り切る

 スキャルピングは1日に何回も取引を行います。スプレッドは確かに痛いかもしれませんが、XMでトレードを行うのはそれを上回るメリットがあるのです。それはロイヤリティポイントです。これは取引をすればするほどポイントが貯まっていくシステムです。このポイントは、トレード資金として利用できるほか、換金率は悪くなりますが出金可能な現金にも交換することが可能です。トレードで失敗してロスカットされて口座の資金がほぼゼロになった状態でも、ロイヤリティポイントがかなり溜まってて、そのポイントを使ってトレード復活!なんてこともあり得ます。気がついたら10万円分溜まってた~なんて声もSNSではよく見かけます。といった感じで、スプレッドに1,2pipsだけプラスでも実は十分なのかもしれません。取引回数をできるだけ増やして、利益をかすめ取っていくスキャルピングだからこそできる方法なのかもしれません。実際のところ、このロイヤリティポイントがあるから、何度も取引を繰り返すスキャルピングはアリ!だとするトレーダーもいます。

 

以上のように、XMでのスキャルピングについて紹介してきました。スプレッドが大きいというデメリットがありますが、入金ボーナスやロイヤリティポイントをうまく活用することで、上手くスキャルピングを行うことも可能です。さらには、ZERO口座を使うことで、スキャルピングの道は開けるのかもしれませんね。