大泉伝説は本物でした

2月14日…世間ではバレンタインデーという一大イベントでしたが
東方神起ファンにとっては東方神起LIVEツアー2015WITHの札幌ドーム公演日でした

しかしこの時、北日本が非常に荒れまして14日の当日も新千歳空港が一時閉鎖になり
飛行機の欠航、遅延が相次ぎ当日入りしようとしていたファンが来れなくなるという
札幌ドーム公演を楽しみにしていたファンにとって何とも言えない災難の日となってしまいました

私自身、真冬の北国の怖さを知っているので前日入りしようと13日に飛行機を予約していましたが
運の悪い事に北東北は13日の時点で欠航になってしまい
一時、途方にくれてしまいました

翌日の札幌行きの飛行機は満席だし
でもその日、東京に行く飛行機は通常運行していたので東京経由で札幌入りしようと狙いましたが
良い時間帯の飛行機は満席で東京経由も諦めた時
我が県には頼もしい青函トンネルの存在がある事に気が付いて
やたら最近、夜行列車が数十時間立ち往生…という鉄道オタクを喜ばせるニュースが多かったので
車内に缶詰覚悟で特急に飛び乗りましたが
道中、猛吹雪に見舞われながらも何とか北の大地に辿り着く事ができた私は本当にラッキーだったとしか言い様がないです

欠航で参戦できないファンが多数いるとか
ちょっと2ちゃんで話題になってた仙台空港での一騒動など
ツイッターをみてライブ前の様子を探っていましたが
こういった内容を見かけた友人が
「今日、東方神起を見られる事を感謝しなきゃ」と言ってました
「席なんて関係ないです。ただ見られるだけで幸せ」と語っていた友人の席は今回、神席でして終演後めっちゃ満足そうにしていました

コンサート終わりで東京から合流する後輩がいて
彼女も飛行機が遅延で条件付きのフライトで無事に千歳に降りられるかどうか不安だったのですが
予定より2時間ほど遅れて無事に北の大地に降り立つ事ができ
大都市の空港が欠航になるとこんなにも混乱が起こるもんなんだなと各々が実感した濃い一日となりました

雪かきを二週間くらいする必要もなくその直前までは穏やかな日々が続いてたし
週間天気予報もしっかりチェックして週始めの時点で13日からの天気も問題なかったのに…
冬の天気は女心を読むより難しいようで結果、大荒れの天候となってしまいました
何でこんな大事な時に限ってこんな天気なわけ
自然の事だから仕方の無い事ではあるけど………

しかし何故ここまでこんな大荒れになったのか今となれば納得できます

コンサート終演後にとある情報がツイッター上に流れました
大泉洋が家族と一緒に東方神起のコンサートに来ていたと……

バレンタインデーに北の大地に嵐を呼び寄せたのは大泉洋さんのお力だったんですね
正直大迷惑（笑）
東方神起とCUE好きな人ってそんなにいないと思いますけど
大泉洋がどんな伝説を持っているのか知っている人であれば
14日、欠航で参戦できなくなったファンに最上級の土下座をしてもらわないと気が済まないと思いつつも
大泉さんがあの日、札幌にいたなら仕方ないと素直に諦める理由にもなるのでは


翌日、大泉さんを空港で見かけたというツイッターを見つけましたが
彼が去った翌日からは風もだいぶ治まり、また穏やかな天候になっていきました

彼の人生で負の作用が100%起こるとは言いきれないですけど
東方神起のコンサート日にまで負のパワーを発揮されるとは、さすがです

コンサートに参戦していたという情報が出回ったのもあるせいか
CUEダイアリーにてほんの少しだけコンサートネタも書いてました

http://www.office-cue.com/diary/

その前にコンサート中に携帯見たりしちゃダメじゃないですか
そりゃ可愛がっている後輩に赤ちゃんが生まれるかどうかの瀬戸際の時に
奥さんの付き合いで駆り出された東方神起のコンサートなんて当人にとっては
さほど楽しみしていたものじゃないだろうし
出産報告のメールを心待ちにしていたかもしれないけども
開演中に携帯をみたのなら、それはいくら北のキラ星といえども許しがたい行為ですよ

CUEダイアリーは東方神起のコンサートより後輩芸人の出産おめでとうのメッセージがメインなのですが
どうせ東方神起の名をダイアリーにあげたなら
この度は僕のせいで北日本を混乱に陥れましたと一言詫びて欲しかったです

まぁ、こんな感じでただの偶然の結果を大泉さんのせいにされたら当人は困惑するでしょうけど
私の中では大泉伝説の一つに加えさせていただきました

大事な日に大泉洋が近くにいたら警戒せよ笑

落選

取れませんでした
来年の東方神起のライブツアー東京ドーム公演のチケット……

東京ドームの公演日は平日
しかも座席は、かなり値上がりしたお高いプレミアムシート
さすがの東京ドームといえども平日のプレミアムシートを狙えるのは
バリバリの働きマンには無理な事だし
お金と時間のあるセレブしかいないだろうから狙い目だと思い
あえてプレミアムシートの一本狙いで先行予約に申し込んだのに……

当選しました～というファンのツイートを見る度に落選した現実が辛くなります
来年は特別な年になりそうだからチケットを申し込む人が殺到するかとは思っていたけれど
チケット争奪戦がこんなにも厳しいものになるなんて
ショック！ショック！！ショック！！！


ちなみにチケット当落発表の三時間前、本日の徹子の部屋に大泉洋さんが出演されていて
やっぱりこの人は天才だなぁと笑いをこらえながら見ていました

今日は大泉大先生の娘の話をしていて
ネットで娘と会話した時の様子や
内緒で娘を迎えに行った時の感動の再会ぶりを独特の話術で再現していて
自然と笑いがこみあげてきました
エンディングでは徹子さんからの無茶ぶりでものまねをする事になりましたが
無理矢理つめこんだから締まりの悪い終わり方をしてました
でもそれが逆に面白かったです

久々に笑えるトークが聞けてラッキーだったなぁ
きっとチケットも取れる気がする～なんて思いながら当落発表の15時を迎えたのですが
まさかの落選………
チケットが取れなくて、もう先の人生の事なんで考えられないくらいの虚無感でいっぱいなのですが
今は徹子と洋の漫才トークを思い出して何とか気持ちを落ち着かせている状態です


気落ちしている時には、やっぱり大泉洋さんによるものまねで気持ちを明るくさせてもらいましょう
という事で徹子の部屋で不発だった分こちらの動画で笑わせていただきました↓
大泉洋大先生のものまねと言ったら土井善晴でしょ
しかし土井善晴よりも、もっと強烈なものまねを思い出しました




大泉洋＝糸ようじ！！！

大泉大先生のお陰で元気が出ます
いつも爽やかな笑いをありがとうございます^^


東方神起のチケットが取れなかったのは本当に辛い現実ですが
例年通り後日、追加公演が発表される事を願って
その時まで運を貯めておきたいと思います
たくさん笑えばきっと福も呼び込む事ができますよね

行幸啓

天皇と皇后お二人で外出することを行幸啓と言うらしく
恥ずかしながら人生32年目にして初めて聞いた言葉でした

9/24.25の二日間、青森県で行幸啓があり25日は我が地元、黒石へ天皇皇后両陛下がお出でになりました

事前に何時に何処を通過するか市民に通知されていて
数日前からは沿道で警官達が警備のチェックなどをして
いつも閑散としている市内なのに、ここ数日とても賑やかでした

こんな田舎に住んでたら天皇皇后両陛下を拝見する機会なんて無いのだから見に行ってこいと母に言われたので父と一緒に見に行く事に

30分前から市の職員が旗を配ると聞いていましたが
1時間以上前に到着して気長に天皇皇后両陛下の車両が通り過ぎるのを沿道で待ち続けました
早く着き過ぎたと思ったけど
既に陣取っている市民がたくさんいて天皇皇后両陛下を一目見るために張り切ってる年配の方々が目立ちました
口々に「もう見る機会ね～べな」と言い一目見るのに躍起になってるご様子
そんな市民の必死な雰囲気が警備の警察官に伝わったのか
前説代わりに「天皇皇后両陛下の車は早歩きくらいのスピードで通過していきますので～これくらいですよぉ…」とお手振り付きで実演して写真やビデオ撮りのイメージトレーニングに一役買っていました

天皇にカメラを向けて良いものなのか気になっていたのですが
「カメラ撮影などは出来ますがカメラを撮るか自分の目で見るか、どちらかに絞った方が良いですよ～」と警察官にアドバイスされたにもかかわらず
iPhoneで連写しつつ肉眼でお二人を見ることにしました

1時間以上、立ちっぱなしで疲れるかと思ったのですが待ってる間
津軽のババ様達の会話を盗み聞きしてたら面白くて良い暇つぶしになりました
一番傑作だったのは北海道の警察官の携帯番号を聞き出そうと迫っていたやりとりが実に面白かったです

ガラケーを持ったお婆さんの前にスマホを持った警察官がいて二人で楽しげな会話を…

ばっちゃ…携帯番号しかへろ(教えて)
警察官…いや、それはダメですね～
ばっちゃ…いいべな、しかへでけ(いいでしょ、教えてよ)
警察官…嫁が厳しいんですよ～
周りの人々…あっ、結婚してらの

警察官、左手の薬指にはめてる指輪を沿道の市民に見せつける

警察官…はい、結婚してます。嫁がいるんで……

ばっちゃ最後の切り札

ばっちゃ…ババだはんで大丈夫だべな。このババ金持ってらよ(年寄りだから嫁も気にしないわよ。私は、お金持ちなのよ)

少し心が揺らぐ警察官。しかし

警察官…うぁ～それはちょっと揺らぎますけど…
でも女性には変わりないので………

警察官が既婚者なのは承知ですが
女性に変わりないと年配の方を一人の女性として扱うような言葉の選び方に私が思わず
惚れてまうやろーーーーっ！！
と叫びたくなりました

警察官の話術って凄いですね


そんなこんなで天皇皇后両陛下の通過時刻になり
遠くから黒塗りの車両が近付いてきました

結構なスピードで近付いて来たかと思ったら市民が集まっている手前でスピードを落とし
先ほど警察官が言ってた通り早歩きくらいのスピードで車両が市民の前を通っていきました

手前が美智子様で奥に天皇陛下が座ってましたが
天皇陛下も体を前に出して沿道に姿がよく見えるように奥から手を振っていらっしゃいました


せっかくこんなに間近でお二人を見ることが出来たのに
欲張って写真も撮ろうとしたから、やはり自分の目でしっかりと美智子様のお綺麗なお顔を見ることが出来ませんでした

あっという間に通り過ぎていき
また一時間後にこの道を通過するのを見送るために反対側に移動して場所取りする市民もいれば
一目見て満足して帰る市民もいて
私はスーパーで夕飯の食材などを買ってそのまま家に帰宅しました


家の近くの沿道にも市民や小学生がお見送りのため待機しており
肉眼でしっかり見られなかったことが悔やまれたので再度、お見送りに行く事に
通過予定の7分前に家を出て歩いて向かい
先ほど見た場所よりは人が少なくて寂しい感じだったけど
小学生の集団のすぐ横に陣取ったので子供達がその場を盛り上げていました

到着してすぐに黒塗りの車両が来て
やはり小学生の前ではゆっくりと進み今度は天皇陛下が手前になり小学生に向けて笑顔で手を振って下さいました
またしても美智子様のお顔をしっかり拝見出来なかったのは悔やまれますが
天皇陛下のお顔は、しっかりと拝見する事が出来て良かったです

遠くなっていくお二人の車を見送りながら後続のバスにいる兄もついでに見送りました
一度目のスーパー横で見た時、後続車に乗ってる兄を見つけて
天皇皇后両陛下にはカメラを撮ってたので手がふさがり旗を振ることが出来なかったのですが
カメラを撮り終わったし兄に向かってせっかく貰った旗を振ってみました
それを兄が気付いていたかわかりませんけど
二度目の通過時には兄と目が合いバスが通り過ぎて行っても兄は後ろを振り返って私を目で追い掛けてたので確実に私に気付いただろうな～と
何だが恥ずかしい気持ちになりました

たぶん兄的には小学生の集団に自分の子供がいないか探していたのだと思いますが
当の甥に後で聞いたら
お父さんに全然、気が付かなかったと言ってました
私は兄の姿は、すぐ気付くのにな
やっぱり30年以上、家族やってますから実の息子と言っても甥はまだ兄と家族になって7年ちょっとだし
親の姿には気付きにくいのでしょうか


こんな田舎の街に何を視察するものがあるのだろうかと思いましたが我が街には日本で一つしかないりんご試験場があり
これからの時期、りんごの収穫も最盛期を迎え
今回の行幸啓でも市内のりんご園でりんご狩りを楽しまれたようです
今日はあいにくの曇り空でしたが
りんご狩りをされたりんご園からは晴れた日に綺麗な岩木山を見ることができて、その景色をお二人に見ていただけなくて本当に残念です

青森＝りんご
りんごしかないと思われがちですが
やはりりんご王国としての埃を大切にしてこれからもりんご農家には美味しいりんごを作り続けてもらいたいです
ちなみにりんご試験場では献上りんごの選果もしていますし
今年も我が黒石市で生産されたりんごを皇族方が召し上がるのでしょうね

人生で最初で最後の機会になるかもしれない今日の出来事
天皇皇后両陛下を間近で拝見でき日本人として嬉しく思います

夜のニュースで今日の行幸啓の事が流れていましたが
青森空港で天皇陛下が美智子様の手をひき歩いてる様子を見て
天皇陛下は美智子様の事が本当に大好きなんだろうと思い
寄り添うお二人の姿が微笑ましかったです
このような夫婦になれたら死ぬまで幸福感いっぱいで過ごせるのでしょうね
いつまでも心穏やかに寄り添っていける夫婦は私の理想です

夏の思い出2014 その3

韓国人を引き連れ回しての青森夏祭り行脚
〆はもちろん青森ねぶた祭
青森には二回ほど立ち見でねぶた見学した事があり
どれだけの混雑ぶりなのか体験済みなので
海外からの来客ですし桟敷席を事前に取りました
青森市の旅行代理店では全国発売の前日から桟敷席を取る事ができるので
念のために前日、青森市まで出向いて席を取りに行きましたが桟敷席狙いの人が店の前で行列を作っていたのには驚きました




ねぶた観賞当日の8/2
午後に青森市内に入りアスパム横のねぶた小屋を見学


昼間に見るねぶたは雰囲気が違って
間近でじっくり見る事ができるから繊細に作られているのがよく伝わります


アスパムで金魚ねぷたを購入
今年はワールドカップ開催年だったので青の金魚ねぷたもありました

桟敷席に移動し、あまりの席の狭さに圧迫感を感じてしまったけど
それでも立ち見よりは、ゆっくり観賞できるんだろうと思いねぶたの開始時間まで座って待機


犬も跳人の衣装を着ています
ねぶたと一緒に散歩する気でしょうか


開始時間に合図の花火があがり
それと同時に一斉にねぶたが動き始めました
私達の桟敷席の前に待機してたのは子供ねぶたの団体なので
しばらくは子供ねぶたが通っていきました


子供ねぶたと言えども完成度は高いです
幼稚園などの団体が運行してるようで可愛い園児達がお囃子など頑張っていて
小さい頃からこうやって地域の祭に親しんで育っていくのは良い事だと微笑ましく思えました


ミスねぶたも通り過ぎて行きました



いよいよ大型ねぶたの登場
先に子供ねぶたを見ていたので迫力の違いがよく判りました


後ろも立体的に表現されているので青森のねぶたは360度どこから見ても綺麗です


『ご協力ありがとう』としゃれこうべに言われても…ちょっと不気味でした


お囃子もやっぱり青森は豪勢ですね


『100%LEDねぶた』の謳い文句の後に登場したパナソニックのねぶたは
LEDを使用しているだけあって明るかったです



国道沿いの桟敷席を取ったので道路が広いためにねぶたが左右に動きながら前進していきます
沿道の桟敷席の近くに来ては観客にねぶたをよく見せる為に前後を持ち上げてくれるのですが
ねぶたを支える人達は、かなり大変だろうなと思いました

運行中の水分補給の為に氷水が入ったバケツも目立たぬように運びます
きんきんに冷えた氷水をアルミ製のひしゃくで飲むと
歯に染みてビックリするけど物凄く美味しいんですよね
私もねぷたの時に誰かが飲んでるのに便乗して氷水のんでました


女性ねぶた師の作品
ねぶたが通った順番もあるだろうけど
何となく他と雰囲気が違うな～と思ったのは、やはり女性が作った作品だったからでしょうか
水流を表現している所がとても印象に残る構図だと思いました



跳る人と書いて『はねと』と呼ばれる集団
青森ねぶたで跳人として参加するには決められた衣装を着なければなりません

みなさん跳人の正装をしてはいますが
名前とは違って大名行列のように、ただぞろぞろと歩いていました
合図があれば一斉に飛び跳ねてはいましたが疲れるためか、ちょっとだけ集団で跳ねては
またすぐにゾロゾロ歩いて進んでいきました
物凄い勢いで『ラッセラー』の掛け声と共に飛び跳ねて行くのかと思ったんで
ちょっと残念というか…

同じ格好をした集団が列をなして歩いて行く祭といったら韓国の燃灯祝祭の提灯行列
数年前に突如、青森県のねぶた祭りをパクった韓国がユネスコへ文化遺産申請へ
という話題が浮上し
青森県民である私もちょっとだけ野次馬根性でざわついてみた事があるのですが
その話題を知った後に大邱の提灯行列を見ました
その時の印象としては、確かにねぶたのような山車はあるけど
ほぼゾウやお釈迦様などの単体で青森ねぶたのような複雑で繊細な山車は存在しないし
山車よりパレードする人の方が多くて
そこまで騒ぎ立てるほど酷使してるとは思わないというのが私の見解でした

しかし、現在の青森ねぶたの跳人の様子をみたら
『これは提灯行列に似てると言われても仕方ないな』と思ってしまったのは確かです

そこで韓国人に意を決して
『提灯行列に似てない』と問うてみると
『えっ似てないけど』と即答され同意を得られなかった事が残念に思いました

もし跳人が提灯もってたら完全に提灯行列と錯覚しただろうに
私から言わせてもらえば提灯もってなくても今のだらだら歩く跳人だけでもじゅうぶん提灯行列と錯覚されてもおかしくないです
跳人は跳人らしく、いつでも跳ね回って欲しいと思いました
休む事なく一生、泳ぎ続けるマグロを見習いなさい

ねぶた終了の21時になると一斉に観客達が帰路につきます
駐車場のある青森駅へ裏通りを進んでいきましたが
10年くらい前までは裏通りには無数のカラス跳人がたむろしていたのに今回は全く見かけませんでした
厳しく取り締まった成果なんでしょうか
カラス跳人は絶滅してしまったのかと思ったのですが
どうも悪い輩は五所川原のねぶた祭の方に出没するようになったと聞きました
とは言え絶滅危惧種となったカラス跳人は、まだ青森でも細々と生息しているようで数年前のカラス跳人の生態を撮影した動画がYouTubeに残っていました

若い時に自由に騒ぎたくなる気持ちは判るけど
他人に迷惑をかける事の重大さってのを理解できる大人に早くなってほしいですね
観客の安全を脅かす存在にだけはなってはいけないと思いました

カラスの話で脱線してしまいましたが
やっぱり青森のねぶたは良いな～と思いました
正装したら誰でもねぶたに参加できるので
私も今度、正装して跳ねない跳人として青森ねぶたに参加したいと思います

突然の訪問者２

韓国の友達を見送った翌日、今度は熱を出した二歳の下の甥が突然やってきました
その日から甥ママが仕事を始めたので初出勤で早々に休むわけにもいかないし
私と祖母で甥の看病をする事に

午前中は近所の小児科に行き
見た目はとても元気そうで具合の悪さを感じさせない甥だけど
熱を測れば39度あり二日後には初めての運動会があったけども
『これだけ熱が高いのだから運動会は休ませてください』と先生から言われ薬を貰って家に帰ってきました

昼食後、大好きなボーリングで眠気が来るまで遊ばせてあくびをし始めた頃
『だっこしようか？』と声をかけると飛びついてきたので昼寝の準備
この子は超敏感型で深く寝入ったと思って布団に横にしようとすると目を覚まし叫びながら下ろすなと必死に腕にしがみついてきて
だっこかおんぶをしないと寝てくれないので今回も寝入ったところで横にしようと試みましたが失敗

午後は親戚の訪問もあって甥も何度も目を覚ましたりしていたけど
やはり具合が悪いのか、目覚める度に私と祖母の間を行き来して終始だっこされながら昼寝をしました
前は立ちながら抱っこしていて座ろうとすると泣き叫んで座る事さえ許してくれない甥だったけど
今は抱っこさえしていたら座っていても大人しく昼寝してくれるようになったので
こちらも面倒見るのがだいぶ楽になったなぁと甥の成長を久々に感じました

夕方、甥ママがちょっと具合悪そうな顔で甥を迎えに来ました
初出勤の緊張のせいなのか甥から菌が移ったのか…
どうやら甥パパも早退したらしいので甥の家では菌が蔓延してるようでした

私は上の甥とは、かなり濃い時間を共有したのでお互いに信頼関係が築けていると思うのですが
下の甥とは、あまり一緒にいる時間がなく、たまに顔を合わせても暴力的だし上の甥と性格が違い過ぎて正直苦手だったんですけど
この一日のお陰で甥が可愛く思えてきました


翌日になると昨日あんなに熱かった手も平温に下がっていて安心したのですが
ちょっと動いただけで体がまた熱くなり、やはりまだ風邪の気配が残っていました
昼寝も昨日より更に画期的な寝かしつけ方法を見つけてかなり負担が減りました
尾崎豊のI LOVE YOUの歌詞のように
きしむソファの上で優しさを持ち寄り
優しく体、抱きしめ合えば
甥は私にもたれかかり目を閉じ暫くしたら、いびきをかいて爆睡

もたれかかった甥をかわすように静かにソファを立ち上がると
一瞬、起きかけたけどそのままゴロンとソファに横になり気持ち良さそうに寝ていました
昼寝させるのに、こんなに楽だと毎日、面倒みても苦にならないと錯覚しちゃいそうです

その日の夜、甥の両親揃って具合が悪化したため元気な上の甥も家で預かる事に
急いで子供達の分の食事も用意してようやく夕飯を食べようと準備が終わった頃
EXILEのEダンスアカデミーの放送時間になり
毎週みてるようで二人ともテレビに合わせて踊っていました
こっちは冷めないうちに早くご飯を食べさせたかったのに
全国の子持ち家庭の夕飯の平均時間が何時なのかは分からないけれど
夕食時に子供達が夢中になるような番組を流して欲しくないなとEダンスアカデミーにちょっとだけ八つ当たり


夜中に何度か目が覚めて泣いていたけど機嫌よく朝を迎えた甥
本当なら今日は初めての運動会だったけど両親も具合が悪いし
本人も病み上がりで本調子じゃないので今日も、うちで一日休んでました
昼寝の時間になっても徐々に元気も取り戻しているし眠る気配があまりなかったので
一人で好きに遊ばせてる横で私が地蔵のように動かず目を閉じて座っていると
それに気付いた甥がタックルしながら横に来たのでそのまま捕獲
肩を抱いて公園のベンチでまどろむカップルのようにソファでじっと座っていると案外あっさりと寝てくれました
風邪をひいてなければ、こんなに甥の方から私にくっついて来ないだろうけど
ここ数日だけでも、こんなにも求められて何だか嬉しくなっちゃいました

きっと両親は今日もうちに預けるつもりだろうなと思い
甥が寝ている間に夕飯の準備をしておくことに
上の甥が甥パパの悪い癖を真似てるのか
茄子が嫌いと言って食べてないようなので
ひそかに茄子を刻んでいれて
トマトや冬瓜など、いつも以上に野菜をたっぷり使ったカレーを作りました

夕飯の準備が終わってしまったので児童センターから帰ってきた上の甥と一緒に自転車で遊んでゆっくり過ごしていたら突然、甥の両親が家にきて当然、甥たちは歓喜の舞を踊っていました
私はただ子供達の様子を見にきただけかと思ったんですが上の甥が
『母ちゃん達、具合が良くなったなら帰りたい』と良い結局、二人とも帰っていきました
せっかくカレー食べると思ってご飯も多めに炊いたのに
まぁ今までもこういう事は何度もあったし
期待するこっちも悪いけど張り切り損というか何と言うか…
こういう事は何度、経験しても空しいです
どんなに頑張っても親の存在には勝てないですね

ひとまず甥も両親も具合が良くなったようなので、これでようやく安心できる
そう思ったんですが翌日、最後の最後に元気だった上の甥が発熱して結局一家全員、風邪をひく結果となったようです
上の甥も39度近くまで熱が出たけど一日たたないうちに熱も下がって元気になったようなんですが
今朝ゆっくり寝てようと思ってたのに一階から甥の声がして
『食欲ないから学校休む事にした～』という元気な甥が私を起こしにきました
熱を聞いてみたら『35度ちょっと』って……
仮病の域だべな

こんなんで休むなよと内心思いつつも
でも病気で休んだ日って家でテレビ見放題だったりリクエストした物が食べ放題だったり
妙に至れり尽くせりの楽しかった記憶があるので
甥にもそんな特別な日があっても良いかな～と思って思い出に残る出来事として
PS2を引っ張りだし久しぶりに『キングダムハーツ2』をプレイしてみました
甥にはまだ難しいゲームだったかもと教えてから気付きましたが
今のところ『面白い』と言ってたので
また今度、特別な日があったらゲームの続きをさせてあげようと思います
普段はゲームの時間制限があるけれど
きっと風邪などで休んでる子供達は日中、働きにでてる親の目を盗んでゲーム三昧の一日を過ごしてるんじゃないかと…
なので『今日ゲームをやった事は親には話さないでおくよ』と言ったらニヤニヤしながらゲームに没頭してました
彼の記憶に今日の事が忘れずに残るのかどうかはわかりませんけど
悪い叔母にゲーム教えてもらったなぁと薄ら記憶してもらったら嬉しいです