池波正太郎“散歩のとき何か食べたくなって”の中に、フランスの話があります。著者は、以前6月に、フランスを旅行しました。その旅行中、パリからマルセイユに移動します。パリを出る時は小雨が降っていて、秋のように肌寒かったのですが、夜行列車の朝が来てマルセイユに着くと、その太陽の輝きは、まるで他国へ来たように感じられました。同じフランスとは思えないほどの明るさです。紺碧の空の色がそのまま海に映っています。著者は、南フランスは、ギリシアやローマの風光だと考えます。フランス南部の明るい雰囲気が伝わってきました。
- 前ページ
- 次ページ