夫のためにも夫の家族のためにも日々、「良き妻」を演じてきた。夫の家族にはもちろん喜ばれている。

全てそつなくこなしているから。

私が仕事で疲れ果てて帰っても、先に帰ってゲームしながら当たり前のようにご飯を待っている夫に文句一つ言わず食事の準備をしている。

休みはゲームしている夫の横でただひたすら掃除をしている。

どんなにしんどくても家の中に私を支えてくれる人間はいないのだ。

ただ毎日夫の家政婦をしているのだと気付いたとき、いつからか自分が壊れていった。


きっかけはストレス発散で始めたSNS。
現実とは違う自分を演じたかった。
誰かに興味を持ってほしかった。

でもそれが自分を苦しめることになるなんて思いもしなかった。