ご訪問くださり、ありがとう存じます。
きのうは、寒さも一旦やわらぎ
休寒日とでも言いたくなるほど
風のあたりもやわらかで
散歩もキモチよかったの。
そんな日には
春を思わせる［三色丼］を拵えました。
こんな具合になりました。
蒸した塩鮭のやわらかな塩気
しゃきしゃきと塩ゆでした絹さやの甘み
白だしで味つけした炒り卵の旨みが
それぞれほどよく主張して
ご飯が全体をまとめて。
ほうじ茶で合いの手を入れながら
惜しみおしみいただきました。
お腹いっぱい
満足いたしました。
では、作り方をご紹介いたします。
そんなにむつかしくなくてよ
【分量】作りやすいだけ（２～３人分？） 【所要時間】計っておりません
【材料】
あたたかなごはん 適量
塩鮭 ２切れ
絹さや ひとパック
☆卵 ３個
☆白だし 小さじ１
【作り方】
１．塩鮭はバットに並べ、水を入れたフライパン（径２４cmのフライパンをつかいました）に入れる（浮かべるような感じで）。蓋をして強火で熱し、水が沸いてきたら火を弱めて５～６分加熱する。火を止めてそのまま余熱で熱を通し、粗熱がとれたら皮と骨を除いてほぐす。
２．絹さやはヘタと筋をとり、沸いた塩水で色が濃ゆく変わるまで１分ほど茹でてざるにとり、水気を切って自然に冷ます。粗熱が取れたら細切りにする。
３．卵３個を溶き、白だしを加えて更に溶いて卵液を拵える。こびりつき防止加工をしてあるフライパンに油（分量外・わたくしはラードをつかいました）をひいて卵液を流し入れ、火を弱めてかきまぜながら炒り卵を拵える。バットにとって粗熱をとる。
４．あたたかなごはんを適量丼によそい、塩鮭と炒り卵を盛りつけて、あいだに絹さやを乗せる。できあがり。
ごめんください、大寒をこれから迎えるというのに、春の花畑を思わせる丼を拵えてしまいました。「冬来たりなば春遠からじ」といいますね。今年は厳しい寒さが続いておりますものねえ。わたくし冬が好きですが、これだけ寒いと、ちょっとした寒の休みが嬉しくなります。
彩りがきれいな丼となりました。盛りつけながらついつい「咲いた、咲いた、チューリップの花が」と歌っておりました。並んでいるチューリップは、歌では「赤、白、黄色」でしたね。この三色丼は「赤、緑、黄色」ですけれども。あぁ、ご飯が「白」でしたワ
塩鮭はわたくし、焼くより蒸す方が多いです。蒸すのって簡単なの。焼くと焦げたり固くなったりするけれど、蒸すとその心配があまり要らへんし。水分をたくさん含むからか、さかながふんわり柔らかく仕上がるのよね。
塩鮭をほぐすときに出た皮は、もちろんわたくしの口に消えてゆきます。料理番の余禄でしてよ
塩鮭が安価で手に入ったの。それで冷凍庫にあった塩鮭をほどいて蒸してほぐしました。そろそろ食べなアカンと思うていたので、ちょうどよかったし。安価で手に入れた塩鮭の方は個別に包んで冷凍庫へ。ローリングストックかしらね、これも
ほぐした塩鮭は、お茶漬けにしても美味しいですね。はじめはお茶漬けにしようかとも思うてんけど、かすかな陽気に誘われて、三色丼にいたしました。満足です。
絹さやは彩り重視で入れましたが、甘みを丼に添えてくれました。しゃきしゃきとした食感も、ちょうどいいアクセントになってくれましたワ
絹さやのヘタをとり、筋をとっていると、顕つ青い香りがレンゲソウを思わせてね……そういえば蓮華も絹さやも、同じマメ科の植物ですね。久しぶりに蓮華の花を思い起こしておりました。蓮華の花って好きなのよ。かつて暮らしていた団地のそばには広い広い田んぼが広がっていてね、季節になると農家のひとが土をおこして蓮華の種をまかはって、ところどころ花畑になったものです。蓮華って肥料になるのよね。レンゲソウそのものも土にすき込んで肥料にするんでしょうが、たしかマメ科の植物って空気中の窒素を根に溜め込むことができるのよねえ。窒素って肥料の素ですものね。それはともあれ、幼いわたくしにはあの蓮華畑が嬉しくて……長じて街中に住むようになった時、休耕田をちょっとした市民の慰めにと、春は蓮華畑に、秋はコスモス畑にしてくれているところをみつけてね、欣喜雀躍して折々通ったことがありました。もう随分前になります。長らく蓮華の花をみてないワ
卵三個はちょっと中途半端な量になりました。ひとり分には多いけど、ふたり分には少なそうな。ちょうど卵が三個残っていたのね。なので使い切ってしまいたくて……残ったものは、朝食に添えていただきました。
［三色丼］は、先日「きょうの料理」で取り上げてはりましたね。そのときは、塩鮭ではなく海老のそぼろをつかってはりました。あれも美味しそうやったワ
大阪は
雨の朝となりました。
きょうは午前中 雨で
最高気温は十五度℃くらい
そして、最低気温は
十一度℃？！
冬とは思えない
暖かな雨となる予報やし
風は、さほどない とか
ウチで過ごします。
散歩しようか、迷っております。
きょうこそ
休寒日と呼ぶのにふさわしい日和かもかも
よき朝を