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「365日の献立日記」を参考に
[鶏とじゃが芋のふくめ煮]を拵えました。
 

炊きたては

 

 

こんな具合になりました。

 

ひと口

ためしにいただいてみると 

 

芋が、いかにも「イモです」という感じで

鶏は旨みが引きだされていて。

 

思わず笑みがこぼれました。

 

「ふくめ煮」というとおり

冷めるにしたがって味がしみてゆく炊きものなの。

 

なので、炊きたては

味らしい味はしなかってんけど

 

それでもね

ただ茹でただけとは、異なるのよね……

 

では、作り方をご紹介いたします。

【分量】作りやすいだけ 【所要時間】35分

【材料】

じゃが芋(メイクイーンをつかいました) 4個(270グラム)

鶏もも肉 1枚(260グラム)

合わせ出汁 600cc

みりん 大さじ4

薄口醤油 大さじ1

【作り方】

1.じゃがいもは洗って皮を剥き、縦に四つに割る。水にさらして余分なでんぷん質などを除く。

2.鶏もも肉は皮ごとひと口大にぶつ切りにする。

3.合わせ出汁を鍋(径18cmの深鍋をつかいました)に入れて➀のじゃが芋を加え、沸騰させる。沸いたら②の鶏もも肉を加えてアクを除き、みりんを加えて味をみる。甘みが感じられたら火を弱めてふつふつするくらいにして5分ほど炊く。5分ほど経ったら薄口醤油を加えて味をきめ、ふつふつするくらいの火加減で5分ほど炊く。じゃが芋に竹串がすうっと通れば出来上がり。

 

むつかしい炊きものというわけではないですね。なのでのんびりしたキモチで拵えました。

 

のんびり丁寧な気分やったので、調味料を加えるのも時間をおいて「さしすせそ」を思い出しつつ炊いてゆきました。調味の「さしすせそ」はご存じ? 「さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(醤油)・そ(味噌。「みそ」の「そ」ですね)」の順に調味すると味がうまく具に入るというの。念のため電子辞書を「さしすせそ」で引いてみたら、ちゃんと出たワ

 

これは薄味ですね。ヒトによっては、この味では物足りないかもしれません。わたくしももうちょっと甘くてもいいかな、もうひと匙みりんを足そうかな なんて思いました。あるいは塩をみりんの後に少しだけ加えて、みりんの味を際立たせようか とも考えたの。結局どちらもしなかったけれども。ふくめ煮なのでね、はじめから満足できる味にしない方がいいような気がして。それでよかったみたいです。炊きたては確かに薄味でしたが、わたくしには満足ゆく味わいに仕上がっておりました。

 

こういう単純な品が美味しくできると、腕が上がった気がします。気のせいかもしらんけど

 

じゃが芋はメイクイーンを選びました。男爵はほくほくと仕上がり、メイクイーンは煮崩れしにくいときいておりますよってに、この品にはメイクイーンが向いているかなと思うたの。ことことと炊いたのに、たしかにあまり煮崩れしませんでした。

 

 ちなみに



ひと晩おくと
こんな具合になりました。

芋におつゆがしみているのが
おわかりいただけるでしょうか?

甘みと旨みが
より感じられるようになっておりました。



大阪は
穏やかな朝となりました。

きょうはいち日お天気で
最高気温は十五度℃に届かず

風は少し出る とか

ウチで過ごします。 
散歩できれば と



よき朝を