「元どおりにならないと生きてる意味がない。」
まだ急性脳症発症してすぐ、
PICUでかなが一生懸命たたかっているときに言われた言葉。
最近ではかながまるでもういないかのような発言を身内にされる。
いまだによく「かなの病気は治らないのか」という話になる。「かなはどんなかなでもかななので」と言う言葉も耳に入らず、また同じ話。
かなはかな。
病気になったけど、障害をもってしまったけどかなの全部が失われた訳ではない。
ここにかなはいる。
あったかくて
やわらかいかなが。
病気になったからって不幸なわけではない。
私は自分より大切な人が病気になっても3人の母になれたこと、
幸せだって自信を持って言える。
すやすや眠るかなの横で涙が出る。
なんで色んな事を乗り越えて生きている
かなが否定されるのか?
身内には否定されずにここにかなが生きている事だけは理解してもらいたかった。
でももうそれは無理な事なんだって、
2年半経ってやっとわかった。
私が受け入れてくれない身内を理解出来ないのと同じように、身内はかなを受け入れてくれないならもう変えようがないのかな。
この件はブログでは封印していたけどたまには
重たい弱音も吐かせてね。
おまけ
ただの折り紙で喜んでくれてありがとう。
天気が悪かったから昨日は昔ながらの遊びを(・ω・)