皆さま
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日本伝統文化と美しい季節を愉しみ
静謐に暮らしております

茶道・作法家・室礼師の尾崎可奈枝です




諫早神社さまの花御札は紅葉に変わり、只今七五三の室礼教室中です。


皆さま、もみじとかえでの違いをご存じですか。


もみじもかえでも、どちらもムクロジ科カエデ属なのです。
植物の分類上おなじで、違いは葉の形で区別しているそうです。
ちなみにもみじは、葉の切れ込みが深く、葉の切れ込みが浅いものを、かえでと呼びます。

他にももみじとかえで、別の意味を持った名称で、それぞれに由来があるのです。

もみじは秋に草木が黄色や赤に変わることを意味する動詞「もみず」に由来し、それが名詞化して「もみじ」になり、それが転じて、特に目立って色を変える、かえでの仲間を「もみじ」と呼ぶようになったそうです。

ややこしい〜です😢

一方かえでは、葉の形がカエルの手に似ていることから、「かへるで」後に「カエデ」と呼ばれるようになりました。
 




先週のテーブル茶道のプライベートレッスンは、燃えるような色のもみじでした。


英語でもみじは、japanese maple、直訳すると日本カエデとして認識されています。


もみじとかえでを、区別しているのは、日本人だけなんです。

やはり日本人は、感性が豊かなのです❣️




日常のブログ、更新しています❣️



最後までお付き合いくださり

ありがとうございました。

    尾崎 可奈枝枝 拝