皆さま
いつもお訪ねくださりありがとうございます。

日本伝統文化と美しい季節を愉しみ
静謐に暮らしております

茶道・作法家・室礼師の尾崎可奈枝です。






室礼教室を、役立ていただけますよう。
この度は関守石と、お道具の脚についてお伝えしました。



関守石(せきもりいし)
ご存知でしょうか?

日本庭園・神社仏閣・茶庭の路地の飛び石の上に、又延段の岐路に据えられている石で、蕨縄(わらびなわ)・シュロ縄で十文字に結んである小石のことです。

この関守石が置かれいますと、ここから先はご遠慮くださいとのしるしです。

関守(関所を守る人)の役割をしているためについた名称です。

他の呼び方もございます。
止め石・留め石・関石・極石(きめいし)・踏止石(ふみとめいし)







こちらの器は硝子です。
脚が三つの場合の、扱い方をお伝えしました^_^





皆さま自宅に骨董品〜お節句・行事に使用する物
おありでしょうか?
扱い方はご存知でしょうか?

実はご両親も、扱い方をご存じないこともあり〜素敵な物も、迷惑な物として見て見ぬ振りの後、廃棄処分の道を辿ることも多く。
処分した後にテレビ・雑誌などで実は高価な物であったり、使い方を知り、愕然となさったと伺います。
ご自宅の古い物・新しい物の、扱い方を知れば、使用頻度も増え、購入なさったご先祖さま・ご両親も喜んでくださると存じます。
物を大切に扱う事を知ると、物も人同様に魂が宿っていることに気づかされ〜共に生きることに喜びを感じ、心地よく暮らすことが、自然に身に付いていくように感じます。



今月15日よりの室礼サブですが、アップしました。


9月9日は重陽の節句、床の間室礼をアップいたします。