いもくりさんの京都ー大阪の電車旅を見て、思い出に浸りたい気分になりました
今ほど気温は高くなかったと思うけど、
大学4年生の夏の、今くらいの暑い時期。
私は博物館学芸員の資格を持ってまして、この時期電車で京都から大阪まで、博物館実習というものに通っていました。
博物館学芸員の資格を取るには、通年の古文書の授業を受けないといけなかったんです
1年を通して古文書の読み方を習い、年末のテストで受かれば、
4年生では学内で実際に掛け軸を触ったり、仏像の写真を撮る練習をしたり、
後はチームでテーマを決めて学内にある博物館で史料などを展示して、
ガイドとしてお客さんに説明したりとか、そんなことをやってました
そして夏休みにはそれぞれ実習に行きます
実習といっても学生にできる事といえばちょっとした整理整頓とかだったのですが、
もう1人いた1つ年上の女の子と一緒に実習先の博物館に通って、
そこにいたアルバイト?の恐らく20代だったであろう女性と、ひたすら古い切手の整理をしていました
でもその女性も色々話しかけてくれたりして、
通うのは大変でしたが楽しかった思い出が残っています
途中で他の博物館への見学という名の遊びにも連れて行ってもらいましたし
どこの博物館に行くかは自分では選べないので、学生の専攻科によって学校側が決めるのですが、
私は小さな資料館だったので、駅からも遠くて確かずいぶんと歩いて行った記憶があります。
毎日フルタイムで実習、貧乏学生だったので交通費も削れるところは削って自転車で行けるところまで行って、
一人暮らしだったので帰ってご飯も作って、資料館の近くにはコンビニも確か無かったから、次の日のお昼ご飯も買っておかなきゃいけません。
朝早く出発して毎日帰ると夜。
ヘトヘトで眠かった記憶があります
それでも大学のサークルの友達と4人で宇治川の花火大会に行くため、ヘトヘトになりながらも実習終わりに電車に乗って行きました
今はなかなか行く機会がないけど、今でも博物館や資料館が大好き。
歴史と、あの心地よい空間が好きなんです。
一昨年だったか、旦那と大塚国際美術館には行きました。でも絵心ないので有名な絵しか分からなかった。
農業を頑張ったら、ちょっと遠出してどこか博物館に行こうかなぁ
そういや中学の時の国語の先生が言ってたっけ。
卒業式で最初から泣いてる人は辛い思い出が多かった人。
式が始まって最初は友達と喋ったりニコニコしてるけど退場になると泣く人はたくさんいい思い出があった人、って。
もちろん人によると思いますが、私は中学の時は泣けなくて、
高校と大学は本当にこの先生が言う通りになった。
友達や先輩後輩と離れるのが寂しくて、高校時代最後に一人一人前に出て話す時も泣いてたし、
大学時代、皆と離れるのが辛くて飲み会で泣いてた。後輩達も泣いてた。
大学時代、たくさん辛いこともあったけどいい思い出や素敵な仲間と出会えて、なかなか会えなかったりもするけど会えばあの頃に戻れる、私の居場所です。
社会人生活や結婚生活は終わりが終わりが決まってなくてずーっと続くから嫌になる時もあるけど、
いつでも、いい人生だ!って思って生きていきたいですね。