第5回カナデノワコンクールの
課題曲の演奏アドバイスを
頂きましたので 是非ご覧ください。




上三角A-1 はじめてのワルツ
右手から左手への繋がりが途切れないようにきれいにメロディを弾きましょう。4小節でひとまとまりになっているので、フレーズのつながりを意識しましょう。最後のリタルダンドを伴奏とぴったり合うようによく練習してくださいね。

上三角A-2 夜汽車/かっこう
夜汽車では、四分音符がブツブツに切れないようフレーズを大きく捉えて演奏しましょう。後半のユニゾンの部分はセカンドの細かい動きをよく聴いて、バランスに注意しましょうね。
かっこうは、スタッカートとスラーの対比が美しく表現できるように心がけましょう。かっこうの鳴き声をイメージして弾きましょう。


上三角A-3 おやすみなさい  かわいいぼうや
静かに眠りにつく様子をイメージしながら、穏やかな曲調を表現しましょう。付点のリズムがあいまいにならないように気を付けると良いですね。4小節を一息で歌うつもりで、音楽が停滞しないように気をつけると良いです。

上三角B-1 朝のあそび レントラー
二つの部分のキャラクターがはっきりと変わるように、息を合わせて演奏しましょう。Prest assaiの中にあるsfはどれくらい出すのが適当かよく考えておもしろみを表現してみてくださいね。レントラー部分は3拍子のリズムに乗って軽やかな雰囲気を出すといいでしょう。

上三角B-2 わすれられたお人形
楽譜に書かれた強弱記号に注意して、曲が大きくひとつにまとまって聴こえるように演奏しましょう。いつも2小節がスラーでつながっています。レガートを意識して指でしっかりつなげましょう。ユニゾンでは高い方の音が美しく響くときれいですね。

上三角B-3 スペインのおどり
セカンドの和音の刻みに乗って、軽快に演奏しましょう。スペインのおどりってどんなダンスでしょう?踊っていることをイメージして軽やかに弾くことが大切です。スペインなので、きっと情熱的な踊りでしょうね!

上三角C-1 木馬に乗ってバンベリークロスへ
8分の6拍子なので、1小節を大きく2拍子で演奏するつもりで重たくならないように気をつけましょう。セカンドの和声がおしゃれな響きになっていますので、そちらにも耳を傾けてみてください。一緒にその響きに混ざって演奏するととても素敵ですね。スラーやスタッカートなど、細かなアーティキュレーションを正確にとらえて、表現に繋げるように意識してくださいね。

上三角C-2 旋律的小品集 OP.149-5
セカンドのの伴奏の形に乗って、メロディが豊かに響くようよく歌って演奏しましょう。4小節を一息で歌う形になっていますね。スラーが切れても音楽が切れないように注意することが大切です。伴奏とのバランスにも注意したいです。

上三角C-3 通りゃんせ
セカンドとファーストのメロディがとても巧みに絡み合っています。まるで一人で弾いているようにイメージして演奏すると良いでしょう。11小節からの細かい動きになった時に、バタバタとならないように大きなフレーズ作りを意識してこの曲のしっとりとした雰囲気をこわさないように気をつけて演奏しましょうね。

上三角D-1 ボートこぎ
ボートに乗って、ゆらゆらと進んでいる様子を思い浮かべてみましょう。短い曲の中でいろんなことが起っています。転調がたくさん出てくるので、和音の変化をよくとらえて表現に繋げてくださいね。ファーストパート、後半の八分音符の連続は4小節でひとまとまりになっていますね。音がどこへ向かっているのか、どこへ落ち着くのかを考えて演奏しましょう。

上三角D-2 楽しい農夫
セカンドの太い男性的なメロディに対して、ファーストのリズムはとても軽やかな合いの手になっています。2つの音が重たくならないように気をつけましょう。後半からはセカンドの右手とファーストの左手が同じ形になります。しっかりと揃えてバランスにも気をつけたいですね。

上三角D-3 塀の上のめんどり
塀の上でめんどりが賑やかに歌っている、楽しい曲ですね。めんどりの細かな動きをスタッカートやアクセント、そして前打音などでうまく表現してくださいね。飛び跳ねているところがあれば、ドルチェでしっとりと歌う部分もあり、コミカルな表情がたくさん聴きたい曲ですので、慌てずに楽しく演奏しましょうね。強弱の幅がたくさんつくように、弱音に気をつけて、でも弱々しくならないように気をつけましょう。









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