夢がないコンプレックスからの
続きのような記事です。
いわゆる当時の‟普通のレール”にのることに何の抵抗も疑問も持ってなかった私は、普通に高校に進学しました。
困ったのはその後の進路。
これがしたいからここに進むっていう、‟これがしたい”がない。
大学ってところには行ってみたい。
広いキャンパスライフって憧れる♡
入ってからの選択肢も多そう。
学費の面からもできれば国立へ。
じゃぁ何学科にする?
職業図鑑みたいな本を片っ端から読んで、自分の興味が少しでも触れる先はどこか探しました。
最終的に決めたのは建築学科。
理由はいろいろあるけど、一番は入ってからの選択肢の多さを感じたことでした。
何に興味を持つだろう?
何がやりたくなるだろう?
入ってみて考えよう。
私は今でもこのパターンが多いかもしれないです。
「そんなんで大学に来るなんて信じられない」
って友人に言われたことがあります。
当時はへこんだな~
今は建築のけの字もないところにいるけれど。
あのとき学んだものをみる視点とか
サークルやゼミでの体験や出会った友人関係も
その後の私の人生につながってます。
こういうのもいいんじゃないかなって、一周回って(?)思うんですよ。
大きな志や叶えたい夢があってもなくても。
その時の自分なりに道を選んで
選んだ先でいろんな体験して
そんな全部が自分を通して
ひとつの人生になっていく。
そこに変わりはないのだから。
40代に入って、どう生きていきたいか より主体的にはなってきたけど。
あのとき、
自分の進む先を一所懸命見つけようとしてくれて
ここと思ったところに踏み出して
点をつけてくれたことに
ありがとうって思います。
踏み出したところの延長線上にはいれなくても
誰かからしたら‟信じられない”選択でも
何かと比較して遠回りでも派手でも地味でも
これから先も自分の点をつけていく。
その体験が宝ものなのだ。
いつか振り返って
こっち行ったらこーであーで…
って面白おかしく語るのを楽しみに。
進学編につづいての
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