前回予告から、今回は「自傷行為」について色々思ってることを書こうと思います。

まず、自傷行為について、しようと思ったことがない人はおそらく絶対理解できないことが多いと思います。

それでも、頭ごなしに否定するのはどうかと僕は思うのです。

自傷行為は、麻薬みたいなものです。

一度始めたら、なかなかやめられない。

刺激が足りなくなってどんどんエスカレートしていく。

やめたと思っても、突然フラッシュバックしてやってしまう時がある。

でも本人にとっては、それが一番早いストレス発散の方法だったりするんですね。

だからそれを奪われると、どう発散すればいいのか分からなくてパニックになることもあります。

もう少し分かりやすい例で説明すれば、
タバコを吸っている人に「体に悪いからやめなさい!」とタバコを取り上げたとします。

でもタバコを吸っていた人にとっては、自分の息抜きの手段をとられて、余計にストレスやイライラが溜まるはずです。

やめようと思ってもやめられない、なんてのもよく聞く話ですが、僕はそれとよく似たところがあると思っています。

僕も、自傷行為はいい解決方法だとは思いません。

出来ることなら、自分を傷つけることなくこのストレスを発散したい。

でも、周りの人は「自傷行為なんてやめなさい!」と言うけれど、その代替案は示してくれないんですね。

本当に禁煙させたいなら「タバコを吸う代わりにこれを試してみたら」とか「禁煙のための病院にかかろう」なんて言えば相手も受け入れやすくなると思うのです。

自傷行為をやめて、それでどうすればいいか示してくれれば、やってみようと思えるのにといつも思います。

それに、その行為にだけ目を向けるんじゃなくて、なぜそうするに至ったのかその原因を聞いて一緒に考えてもらえれば、自傷する前に解決できる方法が見つかるかもしれないのに、ただ「自傷してる=悪いこと!ダメ!やめなさい!」としか言わない人ばかりで、それでは解決になるはずがないのです。

確かに自傷したところで根本的にはなんの解決にもなっていないけれど、もう自分ではどうしようもないくらいのストレスや苦しみから逃げる手段として、自分の思いを言わずに我慢する手段として、僕にとっては自傷がまだ一番いい方法のままです。


また、僕には、未だに「僕が自傷すると周りが悲しんだり傷ついたりする」というのが理解できません。

なぜ僕が僕に当たってるだけなのに他人が傷つくのか。

なぜ、これまでのことは全部無駄だったと思われてしまうのか。

今の問題で自傷してるわけだからこれまでのことは全く関係なく、むしろこれまでは話を聞いてもらったりして自傷せずに済んでいたのかもしれないのに。

僕は、友だちが自傷したと聞いて「気づけなくてごめんね、苦しかったね、話を聞いてあげれなくてごめんね」と思います。

でも別に自分が傷ついたりはしません。

僕が冷たい人間なだけなのかもしれませんが、自傷は本人が楽になるためにとった解決方法の一つであって、今から自傷するという時に止められなかったり命に関わることになったならまだしも、終わってしまったことならば僕にはどうしようもないからです。

ただ、傷口を清潔にしてね、今度は頼ってね、今度は気づけるように頑張るねと思います。

これも自傷したことがない人には理解しがたい事かもしれません。



ここからは数行(ピンク色の部分)は少し生々しい話になるので、大丈夫な人だけ↓
僕は主に腕や手首を切りつけるタイプの自傷行為をします。
最近は自分を殴ったりすることも増えましたが、やっぱり血が見れると落ち着き度が格段に違います。
最初は色んな刃物を試しましたが、今はカミソリを使います。今までの中ではカミソリが一番切れ味がいいです。
骨が見えるまで切ったという友だちに貝印のカミソリをすすめられて、試した時の爽快感は忘れられません。
たくさん血が出ます。
ぼたぼた音を立てて血が流れ落ちていって、絆創膏を何枚貼っても血が滲み出してきて、それを眺めて時に血を舐めたりすると、とてもリラックスして楽しい気分になります。
苦しければ苦しいほど、痛みを感じなくなるので、どんどん傷口が深くなっていきます。
痛みは切る一瞬だけ。
そのあとはただ気持ち良さが残るのです。
切っている時の自分は大抵笑っています。
泣いている時もありますが、泣きながら笑っていると思います。
それくらい、その一瞬では自分を癒して満足させてくれます。


あとで、あー切りすぎたな、と思うことはありますが後悔ってほどではありません。

ただ、それで誰かを傷つけてしまったと知った時はとても苦しみます。

自分のせいで、って自分を責めるのですが、じゃあどうすればよかったのかは分からないままです。

ずっと苦しさを我慢しておけばよかったのか?

それが無理だったから自傷したのに。

だって話を聞いてくれなかったじゃないか。

助けてくれなかったじゃないか。

それなのにあとで「傷ついた」だけいうのはずるいです。

だったらその前に助けてほしかった。

ただ話を聞いて抱きしめてくれればよかった。

わがままですね。

でも、自傷を批判するだけの人には少し耳を傾けてほしいです。

僕も昔はそっち側でした。

いつ自分が、自傷行為に惹かれるかは分からないのです。

あなたが自分では処理できないほどのストレスを抱えた時、自傷してみようかなと思うかもしれません。

でも、今自傷してしまっている僕からすれば、やめておいた方が賢明です。

やめられなくなるし、傷跡も残るから。

味を覚えてしまったら抜け出せなくなるから。



なんだかまとまりのない文になってしまいましたが、今言いたいことは大体書けたかな。

自傷に代わる方法って何があるんでしょうか。

あれほど気持ちいいものを僕は他にあまり知らないので、しないように我慢するのはとても苦痛です。

でもやめろと言われるから必死に我慢しようと頑張っています。

言う方は簡単かもしれませんが、僕は発散できないストレスをどんどん抱え込んでいくことになります。

もし身近にそういう人がいて、自傷行為をやめてほしいと本当に思うのならば、やめろと言う前にそれに代わる方法を一緒に考えてあげてください。

それがきっと、自傷から解放される一番の近道です。