〜人生の霊的理想を定めよ!〜



エドガーケイシーが教えてくれる
人生の霊的理想(魂が最も喜ぶ真の願望)とは、
どのようなものであるのか??
また、どのようにしてその理想を
定めれば良いのか?についてご紹介します。


まずはこちらが、

【霊的理想の備えるべき条件】です。


①達成できないもの
⇒人生における霊的理想とは、
決して到達できず北極星のように
常に自分の前方にあり、自分の人生を
導くものでなければならない。


②誰かの人生に生きる勇気、喜び、
希望をもたらす側面がなければならない
⇒人は誰かの役に立ちたいと思うと、
自分の能力が上がるようになっている。
自分の為だけにやろうとすると、
能力が枯れるようになっている。


③人生のあらゆる局面において、
肉体的、精神的、霊的に答えを得るもの
でなければならない。
⇒お風呂に入ってても、ご飯を食べてても、
いつでもやろうと思えばそれができる、
その状態に入れるものでなければならない。



③については少し困るかもしれませんが、

『生活のいつでもできるもの』、つまり、
それは突き詰めるととても
「抽象的」な言葉になるということであり、

例えば、「愛」とか、「調和」とか、
「世界が喜びで溢れること」
などのような言葉となっていきます。

ですがこの部分については、
霊的理想を探求する最初の段階では
一度置いておき、考えなくてもいいとの事です。



とにかく、「①なかなか達成できない
常に目指すべき志のようなもの」で、
「②誰かのお役に立つようなもの」
という時点で考えてみるのです。



また、さらに細かく自分を分析して
理想を定めていく手順を下に示します。


①自分の願望を分析する
⇒自分の人生の願望をすべて書き出す

②自分の才能・能力を分析する
⇒人と比べなくて良いから自分の思う、
自分の才能・能力をすべて書き出す

③願望の中で神に報告出来ないものは削除
⇒個人の喜びごとはとりあえず削除する

④才能・能力の中で他の人に
役立てれないものは削除
(※分からないものは保留)

⑤上記のリストを踏まえて、
「私は〇〇の能力で◆◆の願望を実現させる」
という文章を考えてみて、それを見た時に、
自分の魂が躍動するものを、
『暫定的な理想』(仮の理想)として定める。

(⇒※もしくは、
私は◆◆の願望を〇〇の才能で実現する、
という文章でもよい。)

⑥4週間程度理想に叶うと思われる
行動をしてみる

⇒今の状況で今すぐに出来る事から
霊的理想を実行に移してみる

⑦人生が展開しないようなら
理想を見直してみる。

⇒①に戻る



⑥と⑦については、
霊的理想を見い出してそこに
自分の人生を注ぎ始めると、
急速に道が開ける現象が起こる、
ということを示しています。


例えば、最初はボランティアで
関わり始めたことに徐々に
収入の道が開けてきたりとか、

何かを応援してくれる
人とのご縁が現れたりなどのように、

様々な助けが入ってくるのです。



また、霊的理想を実行に移す際に、
霊的理想をもっと細かく、

地上的でより具体的なものに分析する
ワークシートを書くと分かりやすいです。


A4ノートや紙などに以下を書いてみます。


ワークシートのセクションは3つで、

①霊的理想
②精神的理想
⇒霊的理想を実現させるために
日頃私が心がける精神的理想
(在り方のようなもの)
③肉体的理想
⇒やろうと思えば必ずできるもの
ただしその背後には精神的理想があり、
その先には霊的理想があること。


1番上に先ほど定めた自分の
「暫定的な霊的理想」を書きます。


その下に「精神的理想」と書いて、
そのスペースを4つに分けてそれぞれ、

自分が1人でいる時にはどうやって
これを実現するのか?
●家族や身近な人に対しては
どういう態度を取るのか?
●社会、仕事場などに対しては
どういう態度を取るのか?
●自分に仇なす人に対しては
どういう態度で接するのか?


を書いていきます。


そして、それらが書けたらその下に、
「肉体的理想」のスペースを設け、
上の4つの精神的理想に対してそれぞれ、
より具体的ですぐに実行できる行動を
箇条書きでたくさん書いていきます。


ここは1番多くなり、それぞれの項目で
5〜10個程度挙げられると良いです。


この中で1番面白いのは、
「自分に仇なす人(嫌な事する人)に対して
どのような態度で接するか?」という
自分の心の弱点についても、
向き合うようになっている点です。


ですが、この項目が1番多くの人に
現実で喜ばしい変化をもたらしており、


自分の決めた霊的理想に叶う行動を
自分に仇なす人に対して行動し続けると、
往々にしてその相手が「変化」をします。


もしも、ずっと続けていてもなお、
相手が変わらないという場合には、
大抵次の2つのどちらかの流れが起きます。


①自分自身が別の環境に行く流れになる
②相手が別の環境に行く流れになる、
そこに居られなくなる


とても興味深いところですね!



そして最後に、肉体的理想を実行する上で、
「相手がどう反応するか?」については、
一切考慮してはならない、

「自分がどうするか?」だけを考慮する、
という事が大切なポイントであります。





【汝の理想を明らかにせよ。
他の人々にどうあって欲しいという事ではなく、
あなた自身が他の人々に対して
どのようであろうとするのか、である。】






今日もあなたの心が
愛でいっぱいでありますように…






佳奈