文化放送メールマガジン。

【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。


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最近仲良くしているのが、クロ、シロ、ぽんちゃん、カブ、ミーちゃん。

みんなうちの近くをうろうろしている猫たちです。

黒いからクロ。白いからシロ。

おなか(ぽんぽん)出して道路の真ん中で寝ているからぽんちゃん。

黒白のブチなんだけど歌舞伎の隈取みたいだからカブ。

ありふれた顔形だからとりあえずミーちゃん。


毎日0時過ぎに会いに行くと暗闇から

「にやあ」「みー」とゾンビのように出てきます。

近所の人たちがそれぞれいろいろな餌を持ってくるので

みんな栄養状態が良いようで。

うちの猫(ハル)が食べないカリカリを置いても

プイとそっぽむいて食べないこともあります。なんて贅沢な!

 

 先日、いつものようにみんなのところへ行く途中、

見慣れない太った猫2匹が目の前をサッと横切りました。

いや、猫じゃない…。え?タヌキ!?

ツガイであろう2匹はサーっと走って住宅の庭に入っていきます。

驚いてその行方を見ていたら今度はそばのアパート入り口から

彼らの子供であろう2匹の子ダヌキが!

え!タヌキの親子がこんなところに!?

たまたま猫たちのところに餌やりに来ていた近所の男性が

 「タヌキじゃなくてアライグマだね」

と教えてくれました。

アライグマはかわいいけれど獰猛だと聞いています。

決して手を出したり餌をやってはいけません。

 

それにしてもこんな都心の住宅街でアライグマ親子が生活しているなんて!

その後もアライグマの子どもが夜の道を走っている姿を何回か見かけています

人間も猫もアライグマもうまく共生できればよいのですが…。


アライグマの子ども2匹。