今日、慌てて行ってきたのが、サンフランシスコ近代美術館(SF MOMA)において開催中のGeorgia O'Keeffe and Ansel Adams: Natural Affinities展。


慌てていったのは、開催期間が明日までと昨晩気が付いたから。

明日は、アメリカはLabor Dayで祭日。最終日ともなれば、大混雑は免れまい。。。



WONDERFUL SCENES


今回の特別展は写真撮影禁止だったので、せめて特別展で買ってきた本の表紙↑だけでも。


Georga O'Keeffeは、ニューメキシコ州サンタフェ郊外に長年居を構え、現地の自然をこよなく愛し、かつ、描き続けた女性の画家さん。

正直なところ、日本に居るときは彼女のことを知らないに等しかった私。

でも、今年の3月にサンタフェやその郊外を訪れ、Georga O'Keeffe美術館で彼女を絵画を見て、ニューメキシコの厳しさと美しさが共存した自然と、それを大胆かつエネルギッシュに抽象化した彼女の絵画のファンになったのですニコニコ

とはいえ、まだまだ彼女を語るには未熟者ですヒヨコ


Ansel Adamsの写真集は日本でも良く見かけるので、ご存知の方も多いかと。

沢山のアメリカの自然を写真におさめています。



今回の特別展は、共に同時期にニューメキシコの自然を作品の対象とし、お互いに親交もあった両者の絵画と写真との類似性と相違性とを、この目で確かめられるという、なんとも粋なプロジェクトグッド!


共に自然を対象としているものの、Georgia O'KeeffeはAbstraction(辞書だと「抽象化」。)を、Ansel AdamsはExtraction(辞書だと「抽出、抜粋」。私なりの言葉だと「切り取り」。)をした作品だというのが、SF MOMAの説明。


いずれにしても、そこに有ること自体の価値、を感じさせられる作品を沢山見ることできました音譜




SF MOMAは、サンフランシスコ滞在中、おそらく何度も観に行くと思うので、本日は、さわりだけ。


ハイセンスなコンテンポラリーアートを展示しているのは、NYのMOMAと同じ。規模や展示物のバラエティは、負けちゃいますがべーっだ!



その中でも、本日特に目に付いたのが、こちら。

フランス人の作品なのですが、まあ、要するに便器ちゃんトイレ

Artとはそもそも何か、何がArtなのかを決めるのは誰なのか、、、そんな「そもそも論」に立ち返った作品のようですが、さすがフランス。シュールだ目あせる


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SF MOMAの渡り廊下から見える隣のビル。

無機質なビルの屋上にウォーリーを探せビックリマーク

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SF MOMAの屋上ガーデンから、更に上を見上げると、カリフォルニアの空長音記号1

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コンテンポラリー、コンテンポラリーひらめき電球

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最後に、本日のサンフランシスコ名物の霧。

この霧、左側(太平洋側)から右側(サンフランシスコ湾奥)に向かって、どんどん流れるように入ってきてるんです。


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