今年の夏はかなり酷い。昨年の猛暑経験がまるで役に立たない。

というか、6月時点で猛暑とかかなりおかしい。

 

そんな中、ウチによく来る猫がいた。

耳は去勢された証の桜カットがあったので、少しでも生きてほしいと餌をあげていた。

しかしこの猛暑だと命に係わる酷さだったので、何とか保護したい。

そんなわけで、今から2週間前に保護した。

捕獲機は予め前日動作確認をし、衝撃が強いのでゴムなどのクッションをシャッターの淵につけたのだが、それでも衝撃が強く、餌の皿が鼻にあたって少し鼻から血が出ていた。(あと、捕獲機の奥行きはもう少しあったほうがいいかも)

 

 

 

即病院へ行ったが、すぐにエイズ検査とかできないため、取り急ぎノミ・ダニ対策の薬を投与し、鼻のケガも大丈夫との確認をして自宅にお迎えした。

当然ながら既にいるおかゆちゃん、ムサシちゃんに感染しないよう別の部屋で隔離。

1週間目は急ごしらえの保護のためゲージとエアコン、ゴハンとトイレ以外の準備がなく、おまけにエアコンも不調だったため湿度・温度共に外よりマシという程度でかなり苦戦した。

 

特にエアコン(ダイキン製)は冷房すら動作不安定で、応急処置としてコンセントの抜き差しをして臨時復旧させた。

キッチンのエアコンも同じダイキンだったがこちらも不調。室外機が特に不調の模様。次回はダイキン以外のエアコンを検討しよう。

 

とりあえずおかゆちゃん、ムサシちゃんにノミ・ダニが感染しないよう病院で薬を投与した

 

2週目はAmazonで注文した新型除湿器と空気清浄機(こちらは猫部屋と同じもの)が週末に届き、何とか猫部屋同程度の環境を整えた。

 

 
 
 

 

この除湿器はタンク容量が魅力的で、仕事から帰宅(定時上がり)しても満タンまでならない。

 

慣れていないせいかかなりおびえた様子で、掃除も一苦労。

 

慣れてもらう魔法の言葉「お兄ちゃんしゅき(おかゆちゃん、ムサシちゃんに毎日言って効果確認済み)」をかけているが、「シャー」と反応されて少し悲しい…。

この前選挙があったけど、街頭演説もきっとこんな気持ちなんだろうなと思いを馳せながら、めげずに今日もお声かけ。

 

なお名前については、初めは性別がわからなかったのでカルテ上「おにぎり(仮称)」にしたけど、のちにメスの推定2、3歳ということがわかり「小梅ちゃん」にした。

 

一方、おかゆちゃん、ムサシちゃんの近況はいたって元気。

何をするにもお伺いを立てているようなしぐさをするムサシちゃん。

ご自慢のおちりも健在。

もはやゲージのてっぺんに上ることが日課になっているおかゆちゃん。

元気いっぱいのヒロインキャラ。

どちらもかわいい。100点満点中100万点だ。

 

こうして猫部屋が期間限定で2つあるわけだが、おかげさまで今年の猛暑で色々気づいたことがあった。

 

1.湿度が例年より異様に高い

 昨年は除湿器で十分湿度対策ができていたので、エアコンは常時冷房28度設定で大丈夫だったが、今年は除湿器のタンク満タンのペースが速いうえに、除湿も良くて65%前後、普通で70%強ぐらい。逆に除湿器がなかったらもっと酷いという話で、第二の猫部屋は保護1週間目(エアコン不調)で80%強くらいはあった。

 応急処置で吸い取りゾウさんを複数ちりばめたが、屁の突っ張りにもなっていなかった。

 これ、もし保護していなかったら確実に死ぬレベルだったな。

 

2.熱中症は湿度が高いだけでも危険

 猫ではないが、自分の職場で熱中症で倒れた社員がいた。

 タイミング的には6月の雨が1週間降り続いた奇跡の涼しい期間だったけど、唯一湿度だけ異常に高かった(記憶が正しければ湿度90%程度、もはや水)。

 睡眠不足も否めないが、熱中症を誘発する湿度は気温以上の新たな脅威といってもいいかもしれない。

 

3.ダニに刺されたら即皮膚科へ

 猫に関しては即時病院対応したが、肝心の自分自身のダニ対策が後手になり、全身の6割がかゆみで大変だった。

 皮膚科に行ったら、飲み薬も使わないと駄目と言われ、塗り薬と一緒にもらい現在治療中。
 
それにしても、保護って大変なんだなと改めて勉強になった。
少なくとも、同じことを継続してできる自信が自分にはない。
 
これを20匹以上やっているSoniさんはやっぱ凄いな。