教師になった理由の一つに、
「食べていける」というのがあった。
それは、人生の先輩に教えてもらった言葉だった。
自分で食べていくために教師という職業を選択した自分に、どこか誇らしさを感じていた。
いや、もっと汚い感情のように思う。
「私って、賢い選択をしている!」
「私って、他の人よりも先を見通した選択ができている!」
優越感か。
でも、当たり前だけど、食べていけない経験をしたことがないから、
反対に、食べていくってどういうことか、本当の意味では分かっていなかったのだと、
今ならわかる。
仕事を辞めて、いわゆる安定した、一生食べていけると言われている仕事を自分から辞めて、
ようやく「食べていく」ってどいういうことなのかをリアルに感じている。
食べていくって、大変だ。
稼ぐって、大変だ。
では、前の仕事を辞めなければよかったか?
それはない。
では、今の仕事に満足しているか?
それも違う。
今は、自分の心や体にとって一番良い稼ぎ方を模索している最中という気持ちだ。
私は、色々試さんと、どれがいいかわからん。
色々、曲がりくねったっていい。真っすぐだけが美しいわけじゃない。
何事も、色々自分で試してみないと、本当のところはわからなくない?
生きるってことは、色々試すってことか。
きれいごとはきらいさ。
冬季鬱か、PMSか。
わからないけれど、しんどい時期や。
しんどくなくなる時期を静かに待ちたい。
冬の後には春が来るらしい。