その①
その③のつづき
精神科医の部屋はドラマなど見て想像していたそれとは異なった。
普通の、本当に普通の診察室。
患者が安らげるようなふかふかのソファなんてものなく、普通のくるくる回る丸イス。
そして対面して、互いに自己紹介した。
臨床心理士に説明したにも関わらず、
精神科医からも同じ質問を幾つか受ける。
きっと何か意味があるんだろう。
そしてズバリ私の悩みのタネ
先生「誰かにずっと側に居て欲しいというより、気が紛れないことが問題なんだよね?」
私「はい」
先生「ラジオを流しておいたらどうだろう?」
ラジオ?
おーーーーーーー!
ラジオ!!
盲点だった…
いやいや父親が差入れリストくれてたわ。
結局、ラジオを試してみることになりました。
まさかのラジオが着地になるとは。。
今、ラジオ手配中です。
実際、どーなるか分からないけど…ラジオで乗り切ってみたいです💪
そんなアッサリ着地点を見つけた診察は5分で終わりました。
その後
感染症にも掛からず、めきめき元気になって暇を潰してるだけの入院生活中にも心理士、精神科医共に何度も顔を見に来てくれました。
くすぐったい気もするけど、気に掛けて貰えるってとっても有難いことです。
ドナーの方も、移植日もまだ決まってないけど、少しずつ移植に向けての心の準備も整えていきたいと思います。