金曜日のチアダン。
昨日見たーーー!!またまた涙でした😭😭😭😭



2018.4.23
寛解導入の抗がん剤が終わり、2日後。
副作用で吐き気、貧血が酷く、体調は絶不調。
肺炎による熱も安定の39℃台をキープ。


仕事帰りの夫が見舞いに来てくれ、
夫「先生、一度落ち着いたら家に帰れるって言ってたけど、いつなんだろうね?」
私「先生の回診、今日まだ来てないから、聞いてみたら?」
なんて会話をした記憶があります。


夫の滞在中にバズ先生の夕回診があり、
夫「今後のスケジュールってどのようになりますか?」
バズ先生「後日、説明の時間を設けさせて頂きたいと思っておりましたが…簡単に説明すると。
奥様は現在、寛解を目指す治療をしており、寛解後は複数回の化学療法を予定しております。奥様のタイプは骨髄移植が必要な為、複数回の化学療法の後、骨髄移植を行う予定となります。」



あ………
今、この絶不調の時に聞きたくなかった骨髄移植って言葉。


何となく頭の片隅で私は移植必要かもと思っていました。何の根拠もなく、でも何でか必要な気はしていました。


ただ願うは抗がん剤で寛解を維持して、根治することだった。


移植はドナーになって下さる方の負担が大きいから。(話を聞いた時は姉妹の顔がずーーっと思い浮かんでました)



夫は聞いた後、申し訳なさそうな…何とも言えない表情をしていました。
彼も骨髄移植が必要だと聞きたかった訳ではなかったから。



夫が悪い訳でも、バズ先生が悪い訳でもない。
でも無性に夫に腹が立って!!

私「何でこんな体調悪い日に!今、知りたくなかったことを知らなくちゃいけないんだ!」と。

夫はただただ謝っていたように思います。
それでも怒りが収まらず、夫をグーパンチをしました。(ここまで来るとモラハラ妻です😥)


夫は落ち込んだようです。
励ますつもりだったのに、怒らせてしまったと。
でもグーパンチはなかなかの力があって癌患者とは思えなかった。良かったと。(夫もかなりヤバイ??🤣🤣)


骨髄移植が必要なことは先生から後日、詳細な説明があるまでは2人の胸に秘めることにしました。
(詳しいことを私たちも分からなかったので、不用意に家族に心配を掛けることを避けたかったのです。)


2018.5.8
骨髄移植についてインターネットで調べました。
あんなに調べることをしないようにしていたインターネットで。


色んな情報が溢れていました。


幾つか読み進めると最悪の事態なども書いてあり、それについて私1人で考えることもあったように思います。



ただ私の場合。
結論として、4/23に移植が必要との話を聞いて良かった。


治療のスケジュールも半年では厳しいだろうな…などの見通しも立てることが出来た。


その為、子供のこれからのことをしっかり考える時間を持てたことは非常に大きかった。


併せて移植に関することや最悪な状況を紙に書き起こす作業をしました。
今思うと…この作業で、自分の中で整理出来たように感じてます。


数日後、夫に「この前は何で聞きたくない時に…と思ったけど、ちゃんと最悪の状況も考えられて良かった」と伝えました。


そして「今後は最悪なことほど、必ず先に聞こう」とも伝えました。


それ以来、インターネットで何かを見ても、誰かにネガティブなことを言われても全く気にならなくなりました。


もしかしたら…
4/23のことがあって初めて自分の病気のことを真剣に考え、癌と共に生きることの覚悟を決められたように思います。


あれ以来、夫に怒ってないか?と言ったらそんなことはありません🤣🤣🤣
家のこととか、子供のこととか…小言の嫁、ペラ子は良く怒ってまーす。
ただ…私の病気のことで怒ったり、イライラしたりすることはありません、今のとこね😅