玄関の外に出る手前で、私は彼へ「話さなければならない事がある。」と切り出しました。
緊張していたのか、私は家の中なのに手に持っていたマスクを着用しました。
彼は笑って、「俺もマスクつけなきゃいけない程大事な話?」と言いました。
私は「金曜日押しかけてごめんなさい。」と言うと、彼はまた「君は俺の事心配しなくていい。ここは俺の家でもあるし、プライベートがある。もし酔っ払ってたりしたら何が起こったか分からなかったかも。」などと言い、それに対して私は「もうしない。ごめん。」と返事しました。
彼は「謝ってくれてありがとう。」と言いました。私「これで私達いつも通りだよね?」彼「うん。」
気まずい雰囲気だったのでしばらくして、また私が「ほんとごめん。」と言うと、彼は「このインターンシップが終わったらここを出て、あなたはあなたの道で勝手に活躍すればいい。」と突き放す様に冷たく言い放ちました。
これを聞いた私はショックの表情だったのでしょう。すぐ彼は「まだ何日か残っているけど。」と慌てて付け加えたのを覚えてます。
コンビニの前で彼はいつも通り大きく両手を広げて、私をハグし、次の仕事予定である「じゃ、日曜日に。」と言って別れました。
これが会えなくなるサイレント期間の始まりとは気付かずに。