ある日、叔母さんからお父さんに電話がありました。とくに急用でもなく、ニュースで伝えられた天候などの、いつもと違う様子をきっかけに、元気でいるかどうかを確かめる電話だったと思います。
その時たまたま来ていた近所のおばちゃんは
何年もたった後にまで、あの時のお父さんを忘れられないと言っていました。
お姉さんから電話がきて、そうとう嬉しかったのだろうと。
おばちゃんが言うには、お姉さんから電話だと呼ばれた瞬間から、跳び跳ねるように、はしゃぎだしたとか。
✳父のノートより✳
現在いま木曽に 居ると電話を 掛けくれし
友御岳の 雪を伝えり
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