<螢田(ほたるだ)てふ駅に降りたち一分の間(かん)にみたざる虹とあひたり>
<今しばし死までの時間あるごとくこの世にあはれ花の咲く駅>
などの詩を歌った歌人・小中英之が、64歳で亡くなって10年になる。
小中は、1960年代から70年代に小野茂樹、小野興二郎、
高野公彦氏らとともに内面凝視の青春歌人として注目された。
孤高の精神で短歌の真髄を求め、一人で荒野を行くような生涯を送った歌人である。
その歌人を検証する『小中英之全歌集』が砂子屋書房から刊行された。
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