白血球の働き


 免疫は細菌、ウイルスなどの微生物を殺し身を守るためのシステムです。ガン細胞が毎日5000個発生していますが、免疫システムで処理をしてガンを防いでいます。免疫には自然免疫と獲得免疫があります。自然免疫には補体、顆粒球、マクロファージ、NK細胞があり、敵に即座に対応します。獲得免疫はリンパ球のなかのT細胞、B細胞が抗体を作り、敵を殺します。

 白血球が免疫システムの中心を担っています。白血球にはリンパ球、顆粒球、マクロファージがあります。マクロファージは外界から侵入してきた細菌やウイルスなどを食べて殺ろします。顆粒球は、細菌を食べます。食べた後に活性酸素をまき散らし、組織を破壊し炎症を起こします。リンパ球は抗体を作り、ウイルスを死滅させます。リンパ球には様々な種類があり、ガン細胞を殺すNK細胞もリンパ球の仲間です。


<白血球>

マクロファージ(5%)

  アメーバのように動き回り、最初に異物を見つけて食べる。顆粒球やリンパ球に敵の侵入を知らせる。敵の情報をヘルパーT細胞に伝達する。


顆粒球(60%)

 好中球:マクロファージの進化したもので、細菌を食べ、殺菌作用がある。活性酸素をまき散らし、炎症を起こす。

 好酸球

 好塩基球


リンパ球(35%)

 T細胞

  ヘルパーT細胞:攻撃対象の敵を認識する司令官。サイトカインを出してB細胞、キラーT細胞に指令を出す。

  キラーT細胞:敵を分解する酵素を出す。

  サプレッサーT細胞:戦いの終了する合図を出し、キラーT細胞の攻撃をやめさせる

 B細胞

  ヘルパーT細胞の指令を受けて抗体、免疫グロブリンをつくる。

 NK細胞

  ウイルス、ガン細胞を攻撃して、殺す。