今日はこの本。
「ひとりで死ぬぞ!」と
息巻いている(笑)東大教授と
介護業界のカリスマの対談本。
軽い気持ちで
読み始めましたが
めっちゃ怖い
本でした!!!
こんなにリアルに
介護業界のこと、
しゃべっていいの…?(爆)
介護のカリスマ高口さんが
とある介護法人を
クビになった話なので
まあ愚痴というか、
一方的な
「片方の言い分」
ではあるんですが
でも
介護の会社における「政治」だったり
一兵卒が考えていることと
戦略を立てる人が考えていることの
解離がリアルなの。
どんな世界もそうですが
「理想」と「現実」は
あるわけです。
介護をする人は
ああしてあげたい、
こうしてあげたいっていう
優しい気持ちが根底にある。
でも
人手不足、
生産性向上、
現場の機械化…など
押し寄せる現実に
どうしていいかわからない!
という本です…。
ユニット型とかもね~
「理想」としては
良かったわけですよ。
少人数の高齢者を
少人数のスタッフで看る!
その人の生活に合わせた、
個別ケアができる!!
でも
ユニットごとに
職員の配置が必須なので
この人手不足では
本当に大変。
「人が足りないなら
ユニットごと
しめちゃえばいいのよ」
とうちの近所の施設は
言っていますが、
そうすると収益も減るよね…???
事業として
「利益」が出ないと
それはそれで崩壊する。
ふだん
わたしが感じている「違和感」や
「介護崩壊の足音」を
言語化してくれている本でした。
何度か
読み返したいと思います。
★この本の「介護」も
いつまで成立するかしら…
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓