先日
職員の一人が
深刻そうな顔で
やってきました。
「入所中のAさん(男性)が
夜中に居室で隠れて
パンを食べてるんです…」
どこが深刻やねん!って
思うでしょ?
でも
老人施設にとって
「パン」を
「居室で」
「夜中に」
食べるって
なかなかコワイ話なんです。
Aさんは
高齢ではありますが
しっかりされている男性で
特に嚥下が悪いって
わけでもない。
普段も
普通食を召し上がっています。
そんなAさんでも
もちろん
窒息のリスクは
常にあるからね~。
サービス付き高齢者住宅とか
高齢者マンションとか
「住んでいる」系の施設なら
OKかもしれませんが
老健や特養など
「職員が管理」している施設だと
難しいですよね。
「ところでそのパン、
ご家族が持ってきたの???」
「いえ、
夜中にお腹がすくからって
朝ごはんのパンを残して
隠し持ってたみたいです…」
せ、切なっ!!!
配られたパンを
隠してるなんて
ハイジやん…。
かわいそすぎる。
かわいそすぎるから
何とかしてあげたいと
思うけど
でも
万が一窒息して
それを発見する職員を思うと
やっぱりね~。
こうして
施設では
ガチガチの
融通の利かない管理に
なっていくんですとさ!
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
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