今日はエッセイです。
里見清一先生の本です。
毒舌評論家(笑)。
週刊新潮で「医の中の蛙」っていう
連載をされていますよね。
そんなこと言ってもいいのかって
思うほどのぶっちゃけエッセイ。
わたしも大好きで
ね毎週欠かさず読んでいます。
この本にも
医者という職業の
ブラックな側面を
余すところなく書かれています。
わたしは「中の人」で
しかも「大変な時期」は
もう通り過ぎた人なので
そうだよ、そうだよ~って
思うだけですが
医療業界以外の方は
どう感じるんだろ…。
医学部を目指す受験生は
読まないほうがいいかも。
医者になるモチベが下がる!(笑)
医学部人気は続いていますが
これからの
医者業界は
マジでヤバいかも。
専門医制度が変わって
自分の専攻選択の自由が減り
国公立大学は
「地域枠」という名の
9年間お礼奉公を
ガンガン増やしてる。
24歳から9年間、
住むところ、
勤め先を
自分で選べないなんて
普通じゃないですよね…。
おまけに訴訟リスクは
年々上がるし
給料は下がる(爆)。
まあ、わたしが
医学部に入ったころも
「医者は余ってきてて
将来性はない!
今まで3人雇ってたお金で
5人雇える!」
って言われてましたけどね。
今までは
医者の「根性」「滅私奉公」で
なんとかなってきてるけど
働き方改革も叫ばれてるし
先の入試の女性差別問題もあり
女医さんもますます増える見込み。
そうすると
実働人数はきっと減るし
これからの医療体制、
厳しくなっていくかも。
今までのように
いつでも誰でも
医療に気軽にかかれる時代は
今だけかもしれないなあと
ボンヤリ思っています。
お読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓