看取りが近い
100歳のTさん。
何度も何度も
「今回こそお迎えかも!?」
って家族に電話しては
奇跡のように元気になり
私はすっかり
「死ぬ死ぬ詐欺」医者と
化しております…。
普段施設では
生ものの差し入れは厳禁。
食中毒のこともあるし
職員の管理も大変だし。
でも
「お迎えが近い(はずの)」Tさんは
特別に
少しだけ
お好きなものの差し入れを
OKにしています。
でも
ご家族が
持ってきてくださるものが
何か特殊で(笑)。
塩辛とかたくあんとか
酒のつまみになりそうな、
しかも
100歳のおばあさんの歯には
なかなか厳しそうなものばかり。
普通差し入れって
おまんじゅうとか
プリンとかが多いんですけどね!
「もっと食べやすいもののほうが…」
ってご家族に言ってみたんですが
どうやらご本人からの電話で
「〇〇のたくあんがいい。
鹿児島の△△の佃煮がいい」
と銘柄まで指定されて
リクエストされてるんだって。
なんちゅー元気な。
いや~
やっぱり私は
「死ぬ死ぬ」詐欺かなあ。
病状的には
いつ急変しても
おかしくないんだけれど。
読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓