今日ご紹介する本はこちら。

 

 

 

 

 

今までも

同じような本を

何度かご紹介しました、

この本は

ちょっと毛色が違います。

 

だって

お父さん、

アルツハイマーじゃなく

ピック病なんです…。

 

 

 

認知症には

大きく分けて

3種類あり(本当はもっとあるけど)

アルツハイマー、

レビー、

ピック病に大別されます。

 

それぞれ

完全に独立してるわけではなく

混合していたり

アルツハイマーだった人が

途中でピックになったり、します。

 

イメージとしては

 

アルツハイマーは

礼節が保たれ

ニコニコしていて

話はむちゃくちゃだけど

作話で合わせてくる。

 

レビーは

パーキンソンを合併していて

前かがみで小刻みに歩き

寝言が多く

薬にめっちゃ過敏。

なぜか

洋服の裾をずっといじってる。

 

そして

ピックは

集団生活ができず

大声を出したり

万引きなどの

反社会行動や

迷惑行為をしがちで

甘いものが大好き!

ずっと同じ歌を歌ったり

何かを並べたり

同じ行為を繰り返します(常同)。

 

つまり、

断然、介護が大変なのは

ピックなんです…。

 

この本の「お父さん」も

急に強欲になって

何でもひとりじめ。

こどもたちが何を言っても

我関せず。

車の運転を絶対辞めてくれず(!)

ずっと飴を食べている!

 

わー典型的なピックだよ…。

 

このタイプは

病院でも施設でも

敬遠されることも多く

著者の苦労は

今まで紹介した本の比ではありません!

 

いやあ、大変だ。

…だけど

うちの施設でも

このお父さんから

入所申し込みがあったら

引き受け、できるか

ちょっと自信がないかも…(笑)。

最近は随分

コントロールできるようには

なってきましたけどね…。

 

 

お読みいただき

ありがとうございます。

今日は何位かな↓

 

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