同じような本だけど

これは面白かったです。

 

 

 

 

テレビ局のディレクターである著者が

ご自身の両親の

遠距離介護を追ったドキュメンタリーを制作、

その制作意図や

制作過程などを本にしたものです。

 

ちなみに

そのドキュメンタリーも

DVD化されてるみたいです。

 

 

 

 

 

どちらかというと

平和で穏やかで

ほのぼのしたお話。

ドロドロした介護…は

あまり出てきません。

本当は大変だったのかもですが。

 

「ぼけて」しまうのはお母さん。

アルツハイマー型認知症です。

アルツハイマーらしい

「礼節を保った」

「かわいらしい」方です。

一般に

アルツハイマーの方は

「病識がない(病気の自覚がない)」

と言われていますが

このお母さんは

「何かおかしい」

と感じているんです。

本当はみなさん

病識がある…のかもしれない。

認知症の方の

暴言とか被害妄想は

「わたしはおかしくないっ!」

っていう心の叫びなんだなあと

改めて思いました。

 

お母さんの介護をしてるのは

お父さん。

このお父さんが素敵なんですよ~。

作者も

「父はこんないい男だったのか!」

と再認識してしまうほど。

 

構えず

自然体で

お母さんの変化を受け入れ

たんたんと介護してて

難しいけどこうありたい!と思う理想形。

いや、

実際は難しいんですけど…。

 

ドキュメンタリーのほうも

見てみたいなあと

思いました。

 

 

お読みいただき

ありがとうございます。

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