骨粗しょう症を指摘されたり
骨折で入院したりすると
「骨を強くする薬」
が処方されたりします。
代表格が
ビスホスホネート製剤。
薬の名前で言うと
ボナロンとか
アレンドロンとか
フォスマック。
この薬、
高齢者に飲ませるのに
2つ大きな問題があって
最近
わたしはほとんど処方していません。
ごめんね、
整形の先生。
1つ目は
めったにないけど
この薬を飲んでいる人が
歯を抜くと
歯茎の骨が腐ることがある。
顎骨壊死って
病名からヤバいよね…。
それともう一つ。
施設ではこちらが問題なんですが
服薬方法が
「朝起床時に飲んで」
「そのまま座位を保ったまま」
「30分間飲食せず」
そして朝ごはんを食べる。
↑従来型施設で
これを厳密に守る(見張る?)のって
不可能です~。
1人、2人ならできても
10人、20人とか、絶対無理!
「厳密に飲ませられないなら
服薬を止めてください!」
って某病院の先生に怒られてから
ステロイドを飲んでるなどで
リスクの高い人以外は
中止してしまいました…。
実際、
食欲不振とか
胃腸障害の人は
診たことないんですがね。
そもそも
この類の薬、
老健入所してるような、
要介護高齢者でも
効果があるんだろうか…。
薬飲んでても
転んだら折れる、よね…。
お読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓