先日、

大動脈弁狭窄症のAさんが

「息苦しい、息苦しい」

というので

病院受診していただきました。

 

 

大動脈弁狭窄症とは↓

 

 

 

 

要するに

心臓の出口にある弁が

固く開きにくくなり

心臓は押しだしてるのに

血が全身に送り出せず

結果、

心臓はもっとがんばって押す…ので

心臓に負担がかかる病気です。

 

突然死することも多い、重病。

ただし、

年齢が進むと

どこもかしこも固くなる…の一環で

高齢者には

程度の差こそあれ

比較的よくある病気です。

 

若い人なら

弁を交換する手術をします。

 

でも高齢者は

「まあ、

どうしようもない、

薬でごまかしながら

行けるとこまで行く!」

っていうのが治療方針(笑)。

 

わかってるよ、

わかってるねん。

どうしようもないのは

わかってる…。

でもさ~病院からの

「これ以上の治療は難しいです。

ご家族ともDNR確認済ですので」

っていうお返事は

裏を返せば

「どうしようもないねんから

病院には来るな!」

ってことですかね…???

 

あれ?

わたしの受け取り方が

ひねくれてる???

 

息苦しいって言われたら

病院へって言いたくなるやん。

それに

DNRは

心肺停止になったとき

蘇生処置をしないってことであって

今苦しいのを

放置するってことじゃない…。

 

心不全の

緩和ケアって

老健でもできるのかな…。

今まであまり

そういう方に当たらなかったけど

一応、循環器内科医だし(爆)。

でも

モルヒネないと難しい気が…。

 

最近の病院は

高齢者にとって

本当に世知辛いです。

 

 

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

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