入院していたFさん(男性)が
尿道カテーテル、
通称バルンを留置したまま
退院してきました。
高齢になると
一定の割合で
うまくオシッコが出せない、
出し切れないことがおき
この「バルン留置」になる方がいます。
男性によくあるのは
「前立腺肥大」といって
尿道のそばにある、
前立腺が加齢とともに大きくなり
尿道を圧迫するので
オシッコが出しにくくなるパターン。
おまけにこのパターンでは
「尿道が狭い
=管の出し入れもしにくい」
ということで
月に一度の
バルン交換が
なかなか難しいんですよねえ。
だから
女性のバルンは
看護師さんが交換してくれるけど
男性バルン交換は
医者の仕事です。
先日
Fさん退院後はじめての
バルン交換がありました。
わたしね~
こういう管入れ替えとか
針刺すとか
結構得意なんですよ(爆)。
Fさんのバルン交換だって
余裕、余裕と思っていたら…
全然入ら~ん!!
狭いところに
管を入れるので
当然痛みもあって
Fさんも
「そんな痛いことしやがって!!!
罰が当たるぞ!!!」
って激怒…。
慌てて
プロである泌尿器科に
往診依頼。
そしたら
プロでも
やっぱり入ら~ん!!
ああ良かった(いや、良くないけど)
わたしが下手じゃなかった…(心の声)。
もちろん、そこは
さすがプロ。
なんだか
わたしのよくわからない
機械やら管やらで
結局入れてはくださったんですけどね。
「…入ってよかった…」
って言いながら
帰られました。
もうFさんのバルン交換は
わたしは二度としません。
ずっとプロに任せる!!!
こういうことがあるから
バルン留置の方、
特養とか
(老健とか)
なかなか入れないんですよね~。
すぐ駆けつけてくれる、
往診の泌尿器科医がいないと
難しいなあと
改めて思いました。
おしっこ出ない、
は待ったなし!だもんね。
お読みいただき
ありがとうございます。
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