最近

スタッフが

頭を悩ませているAさん(もちろん男性(笑))。

 

午前中は

借りてきた猫のごとく

おとなしく

ニコニコとかわいらしい。

が、

午後になると一変

ふらつく足で

歩き回り

バタンバタンとコケまくり!

からだ中傷だらけ。

 

「座っててくださいね」

なんて声をかけようものなら

「何言ってるんだ!!!

ワシは帰るって言ってるだろ!!!」

って大激怒!

 

 

認知症あるある😊

 

ベルトするわけにもいかないし

スタッフが

ずーっと見張ってるわけにもいかない。

そこで登場するのが、お薬です。

 

…それは「ドラックロック」というのでは…??

 

 

 

 

で、でも

本人も

暴れたらしんどいよね?

落ち着いた生活を

過ごしたいよね???

 

というわけで

昼ごはんのときに1錠

おやつの時に0.5錠

お薬を処方。

 

そして見事にチーン!

(おいおい…)

 

晩御飯も食べられないくらい

眠っちゃってるということで

次は昼に1.5錠、おやつの時はなし。

 

するとまた夕方ウロウロしだす…。

 

「ねえねえ。

この薬、半分をさらに半分に割れないかな?」

と看護師さんに聞いてみたら

「割って割れないモノはない!」

って力強く言われたので

 

昼1錠

おやつの時0.25錠

 

これがドンピシャリ!

夕方は座って過ごし

夜ごはんも食べられるようになりました。

 

おーすごい。

0.25錠って

鼻息で飛びそうだけど(笑)。

 

日によっては

やっぱりウロウロすることもありますが

まあヨシとしましょう。

↑これが大切。深追いすると

ドツボにはまる!

 

こういう微妙な匙加減、

考えるのが

認知症治療の醍醐味ですねえ。

 

 

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

今日は何位かな↓

 

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