今年最後の本紹介は
ちょっと素敵な小説で。
「神様のカルテ」シリーズの作者の
作品です。
ほんのちょっとだけ
「神様のカルテ」とリンクしています。
これもシリーズになるのかな???
「神様のカルテ」と同じく
信州の田舎の小さな救急病院が舞台。
研修医が
さまざまな症例や
風変わりな医者と出会い
悩みながら
成長していく物語です。
都会の病院以上に
人手が足らず
24時間医者が家に帰れない現場。
次々に運ばれてくる高齢者。
看取りなのか、治療なのか。
その基準は誰が決めるのか????
本の出だしの
「医者ってどうしてこう、
変なのばっかりなんだろ」
という看護師さんのつぶやきには
笑ってしまいましたが。
誰かの意見に流されず
人の命を扱う仕事をするには
ちょっと変わった独自の哲学を持った、
変人じゃないと
やってけないってことなのかも~って
この本を読んで
改めて思いました。
正直、わたしは「神様のカルテ」の方が好き。
でもこの本も
さわやかで面白かったです。
お読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓