高齢になってくると
うまく物を飲み込めなくなり
ムセたり
ひどくなると
誤嚥性肺炎になるのは
皆さんご存じの通り。
空気も食べ物も
のどから入る。
元気な人は
食べ物が入るときは
空気の通り道に蓋をするんだけど
高齢になると
この蓋をするタイミングが
遅くなったり
完全に蓋ができなかったりして
食べ物が
空気の通り道に
入ってしまうのです。
これを「誤嚥」といいます。
特に
食べ物より
水分が入りやすい。
量やタイミングが
コントロールできずに
ツルっと喉に
流れて行っちゃうから!
これを防ぐために
よくやるのが
「トロミをつける」。
トロミがつくと
量やタイミングを
調整しやすくなるのです。
ただね~
トロミって美味しくない!
やっぱり
のど越しって大切ですよねえ。
「絶対
トロミは嫌だ!!」
というCさん。
でも
お茶を飲むと
必ずムセるんです!
どうしたものかと
困っていたら
言語聴覚士さんが
「先生、
ストローがいいですよ」
え~ストロー?
なんか
吸い込むときに
余計ムセそうじゃない???
実際には
ストローという
細い管を通るので
一度に口に入る量を
調整しやすいんだって。
おまけに
コップをのむときは
上を向くけど
ストローは
必ず下向きに飲む。
顎をひくと
空気の通り道が狭くなって
誤嚥しにくくなるのですが
なかなか
ご高齢の方は
顎を引いて飲む、が徹底できない。
ストローなら
この問題も解決!
なるほど~。
Cさんも
トロミなしのストローで
ムセることが
ほとんどなくなりました。
すごっ。
ちょっとしたことですが
全然違うので
ムセに
お困りの方は
お試しくださいね。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
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