認知症の方への
リハビリのひとつに
「回想法」というのがあります。
昔の写真などを見ながら
過去を振り返ることによって
気持ちが落ち着き
コミュニケーションが
活性化するという方法です。
とくに
入所したばかりの方などは
写真を見ながらだと
スタッフが
会話の糸口を見つけやすく
コミュニケーションをとるのに
写真はとても助かります。
家で倒れて救急車で運ばれ
しばらく入院した後
先日うちへ入所したSさんも
奥様が作った
小さなアルバムを
お持ちになっていました。
お正月、クリスマス、夏休みなどなど
ご家族みんなで
集まる習慣がおありのようで
高級そうなホテルロビーでの
お孫さん、曾孫さんたちとの
集合写真や
大きなお家のテーブルに
ごちそうの並ぶ写真がいっぱい。
「この方はどなたですか」
「Sや!」
「じゃあこの方は?」
「それもS!」
…まあ、間違いじゃないです。
だってみなさんS一族(笑)。
でも
何がびっくりしたって
アルバムの最後の写真が
救急隊に
運ばれていくSさん本人の写真!
…奥さん、
よくこの写真を撮る余裕が
ありましたね…。
写真には
「○月△日
〇〇病院へ
救急搬送」
っていタイトルまで。
奥さん、
面白すぎます。
また家に帰って
アルバムの続きが
作れるといいですよね!
がんばりましょ~。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
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