今日ご紹介するのは(も?)

久坂部羊先生の本。

 

 

 

「またか~い」って思った?

わたしも思った(笑)。

面白いな~と思ったら

作者つながりで読むので

どうしても重なっちゃうんですよね(言い訳)。

 

今回は

在宅診療をしている

看護師さんが主人公。

オムニバスというか、

さまざまな在宅での医療を

取り扱った短編集です。

医療側からの

ぶっちゃけ部分もあり

在宅介護されている方にも

面白いかもしれません。

 

あとがきで

作者が書いていらっしゃるように

実話に基づいた作品なので

一筋縄ではいかないというか

ドラマのように

きれいには終わらない。

そこが、良かった。

 

以前ご紹介した

 

 

よりずっとリアルで

面白かったです。

医療現場は

ハッピーエンドだけじゃないから。

…わたしがひねくれてるだけ???

 

表題作の

「いつか、あなたも」

はちょっと好きじゃなかったけど

「罪滅ぼし」と

最終話「セカンドベスト」は

ぜひ読んでいただきたい。

 

「罪滅ぼし」は

だんだん介護にはまっていく

ご主人のお話。

なんか、すごい、わかる(笑)。

仕事人間だった人のハマる感じが。

 

「セカンドベスト」は

ALSの患者さんのお話。

先日、

安楽死問題で話題になりましたが

 

 

 

2014年、

この本が刊行されたときから

状況は何も変わらず

患者さんも苦しい、

ご家族も医療者も苦しい。

わたしが患者だったら

家族だったら

主治医だったら

どうするか

考えさせられる

お話でした。

 

良い本でした。

ぜひみなさんに

読んでいただきたいです。

 

 

お読みいただき

ありがとうございます。

今日は何位かな↓

 

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村