定期的に
ショートステイに来られているAさん(男性)。
なんでも
大豪邸に住んでいるらしく
「門から玄関まで
歩けるようにリハビリを」
するために
ショートステイをご利用されています。
門から玄関、
そんなに遠いんだ…。
すごっ。
さてこのAさん
ご利用歴も長く、
また
ものすごーくしっかりされているので
「あのスタッフが
どこそこでさぼってた!」
とか
「〇〇さんは最近
夜眠れていないようだ」
とか
もはや職員のように
いろいろチェックして
教えてくださいます。
お気に入りの職員が何人かいて
そのスタッフの
シフトまで全部把握。
私も
「△△くん、次はいつ出勤?」
ってAさんに聞いてしまうほどです。
先日
Aさんがしんみりと
「元気にしているけど
実は
いろいろ悩みがあるんや~」
とおっしゃいます。
ちょっと体は不自由だけど
頭はしっかりしている、
優しい奥様はいる、
お金もいっぱいある、
何が悩み!?
「実は一人娘がいるんやけど
この娘に子供がおらんねん」
「お孫さんいないんですか。
寂しい?」
「寂しいっていうか、
将来無縁仏になるかと思うと
それが心配で心配で…」
「!?」
引き継いでくれる子孫がいない
→墓守がいない
→無縁仏…
そうかあ、
そういう心配かあ。
考えたこともなかったな。
そもそも私は
「お墓」という制度そのものに
興味がないので…。
いろんな悩みがあるんですね。
Aさんはその後も
「誰か養子に来てくれへんかな。
ほら、〇〇君とか△△さんとか」
ってうちのスタッフを吟味されてます(笑)。
お金持ちだし
みんな喜んで養子に行っちゃうかもね!
そういえば昔、
利用者さんに見初められて
その息子さんのお嫁さんになった、
看護師さん、いたなあ…。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓