先日

zoomで

認知症の勉強会に参加しました。

家で

夕食を作りながら

参加できるなんて、

なんて便利!!!

…いや、集中して参加しろて

話ですが…。

 

そこで話題になったのが

「認知症高齢者の

血圧はどう管理するか」

 

上の血圧が120とかだと

医学的には「正常」だけど

実は認知症患者さんにとっては

しんどいのではないか?

認知症状が進むのではないか?

年齢の半分+120

つまり80歳だと

40+120=160くらいが

適正血圧じゃないか。

 

 

うーん。

 

確かに実感として

血圧は下げすぎないほうが

いいのは私も感じています。

でも

例えば

血圧の薬を飲んでいて

血圧120の人の薬を

中止するかと言われたら

立ち眩みとか

何か症状がなければ

しないかも…。

反対に

ずっと160超えだと

やっぱりちょっと薬出しちゃう…。

 

開業医の先生は

できるかもしれない。

(勉強会に参加してたのは

開業医さんが多かった)

だって

患者さんは

「その先生を選んで」受診してる人。

先生の考え方に

ある程度共感できてる人です。

だから

いわゆる「ガイドライン」を

外れた治療でも

いいかもしれない。

 

でも施設だと

たまたまその施設に入って

選べず(笑)

わたしの患者さんになった人たち。

やっぱり

何かあったときのために

ガイドラインに沿った治療に

なっちゃうんだなあ。

ガイドラインでは

75歳以上でも

「130/80未満を目指す」。

個別に判断とは書いてあるけど。

どちらかというと

今回の勉強会とは裏腹に

年々

「もっと厳格に下げる」

になってきてる気がします。

 

 

 

 

難しいですね。

でも

「血圧を下げると

認知症が進む可能性」を

知って治療することは

大切だと思いました。

 

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

今日は何位かな↓

 

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