99歳で
新しく入所してきた
Aさん(女性)。
病院で
大きな手術をした方です。
日常生活
すべてに介助が必要で
食事も
ミキサー食を
職員が介助して
なんとか召し上がってる状態。
食事の時間以外は
ほぼベッド臥床。
それ以上
体力が持たないので。
…といった状態なのに
娘さんは
「母が元気になったら
〇〇ホテルの
フルコースを
食べに連れていきたい」
と行く気満々です。
いやあ、
それはさすがに難しいのでは…???
その後も
お母さまの状態を
電話連絡するのですが
イマイチ話がかみ合いません。
ミキサー食を召し上がっていること、
その食事も
すごくがんばって食べていることなど
お伝えするのですが
全然ピンと来てない様子です。
コロナで
面会制限があるのも
良くないんですよね~。
病院入院中も
面会できていなかったみたいだし
百聞は一見に如かず、
とりあえず
食事風景を
見てもらうことにしました。
「…こんなに弱ってたんですね。」
と娘さん。
「病院の先生が
手術したら
鰻でもかつ丼でも
何でも食べられるよって
言ってたので
すっかりその気になってました」
って。
…なるほど。
だから話が
噛み合わなかったのか!
入院前から
ミキサー食だったらしいのに
おまけに
大手術で体力が失われた、
99歳なのに
食べられるわけないやろ~。
病院の先生、
適当なこと、言いすぎ…。
「そういえば
病院にも
いろいろ食べ物を差し入れしたけど
退院の時に
全部返却されました。
食べさせてもらえなかったんじゃなくて
食べられなかったんですね」
と寂しそうに
娘さんは帰って行かれました。
娘さんの寂しそうな姿に
「ホテルの中華は
無理かもしれないけど
もう少し
体力が戻ったら
鰻だったら食べられるかも!」
って
言いたくなりましたよ…。
病院の先生も
そんな感じだったのかなあ。
うなぎなら
こういうのもありますしね!
特に
あいーとさんのうな重、
高いけど
飛ぶように売れてるんですってね。
一回買ってみた~い。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓