今日はわりと(笑)真面目な本。
お医者さんじゃない方の
認知症論。
ちょっと新鮮。
前半、
認知症の評価方法として
CANDyというのが出てきましたが
わたしは知りませんでした。
実はメジャーは評価法なのかしら?
CANDyとは→★
認知症の方独特の
同じことを何回も聞く、とか
取り繕うといった話し方を
点数化し、
認知症の程度を測るという評価法のようです。
この評価法での評価をもとに
なぜ同じことを繰り返すのか、
なぜいろんなことに無関心なのか、
なぜ取り繕うのか。
認知症の方自身が感じているであろう、
もどかしさについて
詳しく解説されていて
当たり前といえば当たり前なんだけど
なんだか説得力があって
勉強になりました。
後半は
どうやって認知症の方と
接すべきかについて論じられています。
なるほどね、と思ったのは
「虐待は
何が虐待かを
意識して介護すべき」
という話。
確かにねと思いました。
施設では定期的に
「虐待防止委員会」を開催していますが
虐待の有無を「見張る」ということより
やってはいけないことを
みんなが共有し
意識するのは
予防に有効なのかもしれません。
「施設に入っている人は
職員が忙しく話しかけないので
日常会話が少ない」という説には
カチンと来ましたけどね!
そんなことないも~ん!!!
読み応えありました。
面白かったです。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓