最近

病院からご紹介いただく方は

重介護か

医療的に厳しめの方が

多いです。

 

特に

「医療的に厳しめ」の方は

施設見学に来られた時に

わたしもお目にかかって

ご家族が

病状をどの程度理解しているか、

施設と病院の違いに

納得されているか、

最期についてどう思っているか、

お伺いするように

しています。

 

施設は病院とは違います。

医者もいて看護師もいますが

延命という意味では

やはり病院にはかないません。

たとえ寿命が短くなっても

おうちに近い生活、

QOLの高い生活を

希望されている方でないと

お受入れが難しいのです。

 

最近は

コロナの影響もあって

病院も面会制限をされています。

そのためか

病状を把握していない家族さんが

とっても多い…。

会えないから

どのくらい弱っているのか

どのくらい元気になっているのか

わからない、というのです。

 

なんで~???

 

会えないからこそ

普段以上に説明が

必要なんじゃないんですか、主治医の先生。

 

先日入所相談に

いらっしゃった方も

「どうなってるのかわからないけど

退院と言われたからには

元気になってるんだろう」

というのが

ご家族の認識でした。

でも紹介状の内容は

なかなかヘビーで

申し訳ないけど

余命短い印象。

とてもじゃないけど

「元気になって」ないと

思われました。

退院は

治ったからではなく

病院でできることが

もうないから。

 

「わたしは

お母さまを直接

診察していないので

紹介状からしか

想像できませんが」

 

と前置きして

紹介状の内容を

できるだけ柔らかく、

ショックの少ないように

説明しました。

 

「そんな状態であることを

はじめて知りました。

もう一度

主治医の先生に

聞いてみます」

とおっしゃられて

「でも退院を迫られているから」

と入所申し込みをして

帰られました。

 

しばらくして

病院から

「あの方は

お亡くなりになりました」

と連絡をいただき

結局入所には至りませんでしたが…。

 

えーっと、

病院の先生、

やっぱり説明が

足りなくないですか????

あのご家族様は

ココロの準備が

できたのかしら…。

 

 

お忙しいとは思うけど

もう少し

ご家族に寄り添ってくれても

いいんじゃないのと

思ったできごとでした。

 

 

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