老健でよくあるクレームのひとつが

「何もやってくれない」。

 

基本的に

老健はリハビリ施設なので

「自分でできることは

自分で」

が鉄則です。

ホテルのように

「痒いところに手が届く」サービスは

一切やっておりません(キッパリ)。

 

車いすも押しません。

まっすぐなら自分で漕げるなら

曲がり角まではご自身で、です。

もちろん

できないところはお手伝いします。

 

これって

実はものすごく大切で

本当は職員だって

車いすを押したい。

(そのほうが早いし)

でも

残存機能は使わないと

あっという間に衰えます。

 

 

うちに入所していた方が

他の終身の施設に移られました。

職員が何でも手伝ってくれる、

やさしさにあふれた施設(笑)。

しばらくして

ご主人が施設に来られ

「あそこは気に入らないから

ココに戻りたい」。

 

老健ですから

終身の施設からの入所は

本当はダメなんですが

まあいろいろあって

結局その方は戻ってこられました。

 

その間、たった1か月。

 

でもね、

食事が自分で摂れなくなって

車いすを

自分で動かせなくなってた!

たった1か月ですよ。

しかも入院ではなく

普通に暮らしてただけです。

 

職員も

びっくりしていました。

そしてまた

「はい、自分でやってよ~」

とスパルタ介護しています(笑)。

そのうちまた

車いす動かせるようになるかな?

なったらいいなあ。

 

ときどき

職員のスパルタが過ぎるので

気を付けないといけませんが

やっぱり

「できることは

やってほしくても

自分で」

って大切なんだなと

改めて思いました。

 

 

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