NHKで

身体拘束の特集があってから

医者のあいだでも

よく身体拘束の話がでます。

テレビの力は偉大です(笑)。

 

さてここで問題です。

このイラストは「拘束」です。

‥どこがでしょうか!?

 

 

「いまどき

身体拘束なんて

やってるとこあるの!?」

と私が言ったら

病院勤めの先生に

「先生、

ベッド柵全部閉じるだけで

拘束なんだよ!

わかってる!?」

って怒られた。

わかってるし~。

 

こういうの↓

 

 

4つ柵があるので

4点柵といいます。

降りられないけど

落ちることはできる柵(笑)。

さっきのイラストも

柵がぐるっと上がっているので

立派な「拘束」です。

まあ

ご自身で下げられれば

いいのですけど。

 

施設では

絶対やらない柵ですが

そうですね

病院では確かに

珍しくないかも。

うーん

病院では

まだまだ「拘束」ありますね‥。

つなぎ服とか

ミトンを手につけるとか

車いすベルトとか

離床センサーとか。

わたしは

施設が長くなっちゃったので

施設感覚で話していました‥。

 

施設では

拘束しないのが普通ですが

反対に

ご家族には理解していただけず

先日も

ベッドから転落した方のご家族に

「柵を上げてないなんて

虐待だ!!!」

と怒られました(涙)。

いや、

柵を上げるのが「拘束」で

それは虐待になるんですよ‥。