夜のトイレ問題の

続きです。

 

わたしが読んだブログでは

「睡眠薬を検討するように

言われたけど

睡眠薬ってどうなの?」

というのが

もともとの

お悩みでした、たぶん。

 

施設だと

夜間職員が少ないので

「とにかく、寝てほしい!」

というのは職員の切なる願い。

(あ、在宅介護でも

もちろん

寝てほしいですよね‥。)

でも

施設や病院だと

職員の願いが強すぎて

「え!?」

と思うくらい

薬を飲まされちゃうこともあるので‥。

ときどき

新しく入所された人の

処方薬を見て

びっくりします‥。

 

とはいうものの

薬反対派(?)のわたしでも

睡眠薬は

実はよく処方しています。

高齢の方、

特に認知症の方は

睡眠のリズムが崩れがちですし

眠れないのは

本人もつらいだろうと

思うからです。

夜、

トイレを探して

一晩中うろうろするのは

ご本人にとっても

決して良いことではありません。

必要以上に

睡眠薬に拒否反応を

示す必要はないと思います。

 

 

ただ、

高齢者の

睡眠薬の量の基本は

「夜ぐっすり眠れること」

ではなく

「昼間起きていられること」

だとは思っています。

まあ、

そんなうまくはいかないことも

多いんですけどね~。

夜、ある程度ぐっすり眠ってくれないと

 

フラフラ起きて

転ぶ!!!

 

これも困りますから

本当に難しいです。

 

職員にはいつも

「ぐっすり眠って

時間が来たら

はっきり起きる。

そんな魔法の薬はないよ」

と言っています。

(だから夜の対応は

がんばれ~ってことですが‥)