漢方ブログ「漢方大好き!」

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現代医療に欠かせない漢方、漢方薬
漢方、漢方薬の魅力が伝わると嬉しいです。
漢方医学と西洋医学の融合によって、医療、治療の可能性は間違いなく広がります。漢方にも詳しい西洋医に診てもらいましょう!
漢方ブログ「漢方大好き!」

日本人が磨き、育んできた医学「漢方医学」をもう一度見つめなおしましょう!

そして私たちがより健康になるために西洋医学と漢方医学をうまく取り入れ

双方の良い部分を生かした医療を受けましょう!

私はそんな医療をバイリンガル医療と呼ばせていただきます。

つまり、漢方薬も処方していただける医師はバイリンガル医師ですね!

漢方大好き!漢方薬大好き!

前書きだけ共有します。

是非、本編もご覧下さい

 

草木と人が紡いだ、日本医療の奇跡


🌿まえがき

いにしえの大陸から伝わった薬の知恵は、海を渡り、日本列島で芽を出した。
湿潤な風土、人の体質、そして暮らしの文化に揉まれながら、幾度も選び直され、研ぎ澄まされていった。

病とは、人知の及ばぬ“妖”のしわざである。


そう信じられていた日本に、体系化された中国の医学が伝わったとき、
そこから人々の病に対する考え方が変わり始めた。


薬草の性質を理論で説明し、人の体を体系で捉える医学という革命。
それは祈祷に頼るばかりだった人々に、大きな希望をもたらした。

 

やがてその知恵は、日本の気候や体質に合わせて工夫され、
日本に伝わる草根の知識とも少しずつ交わりながら、
長い年月を経て「和漢」という独自の医術へと磨かれていく。

 

荒ぶる戦乱の世、幕府の御典医として仕えた名医たち。
庶民の町医者として人々の命を預かった町医者たち。
その系譜はやがて、明治の激変に揉まれながらも守り抜かれ、
西洋医学と肩を並べる新たな道を模索する。

 

ついには近代、
日本だけが、世界の中で唯一、西洋医学の医師免許を持つ者が伝統医学=漢方を処方できる国となった。
戦争や廃止の危機を越えたからこそ手に入れた、奇跡のような制度である。

 

いまや、和漢の知恵は再び中国へも伝わり、
漢字やラーメンのように“逆輸入”されるほどに日本化を遂げた。


かつて「唐薬」として恐れられたものが、
和の命を吹き込まれたことで蘇り、再び大陸に渡っていく。


それは、日本人が培った柔軟さと、命に向き合う覚悟の結晶であろう。

 

本書は、時代に翻弄されながらも漢方を信じ、
人のいのちに寄り添った名もなき医師たちの声を、もう一度呼び覚ます物語である。


傷寒論を編んだ張仲景。
戦国の荒野で医の志を立てた曲直瀬道三。
養生を民の暮らしにまで根づかせた貝原益軒。
江戸末期に臨床知を体系化し漢方の大輪を咲かせた浅田宗伯。
そして明治の弾圧に立ち向かった和田啓十郎たち——


漢方を愛した人々の魂の言葉を、歴史エンターテインメントとして鮮やかに描きたい。

ここには、彼らの哀しみも、希望も、夢もある。


遠い昔から連なる「人を生かす」という祈りの物語を、
どうか一緒にたどってほしい。